知名度の上がってきた静岡おでん。静岡では冬場は飲み屋や駄菓子屋さんでも買える肴やオヤツだったりしますが、他県では謎が多いかも?静岡おでんの基本レシピを紹介しますので今年の冬は作ってみてね☆彡このレシピの生い立ちうちのレシピ(黒砂糖使用)と昵懇にしてた今は亡き駄菓子屋のおばちゃんの秘伝?のレシピ(牛筋の煮汁入り)の融合です。美味しい静岡おでんを色んな人に作ってもらいたくてなるべく簡単かつ詳しく書いてみました。
- ☆甘味噌の材料☆
- 田舎味噌 適量
- 黒砂糖 味噌と同量~大目
- ミリンか日本酒 味噌と同量
- ☆ダシ粉材料☆
- 鰹節 適量
- 煮干か鰯削り節 鰹節と同量
- 青海苔 鰹節と同量
- ☆煮汁の材料☆
- 鰹ダシ汁 水1リットルに顆粒ダシ10g
- 臭みを取ってから牛筋を下煮した時の汁 あれば鰹ダシ汁に同量混ぜて合計1リットルにする
- 甘味噌 先に作ったものを味を調える程度
- 醤油 味を調える程度
- ☆具☆
- 下ごしらえしたいつもの好みの具 適量
- 黒ハンペン これがないと静岡おでんじゃない!
- ☆オプション☆
- 練り洋カラシ 好みで!
- 一味か七味 好みで!
作り方
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1
最初に甘味噌の材料を全て小鍋に入れて弱火にかけてツヤが出るまで練ります。(甘さは同量で作ってみてから好みに調節してください)この味噌は他の煮物の隠し味や味噌カツや唐揚につけても美味しいし日持ち良いので作り溜めしても良いです。
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2
静岡おでんの仕上げに欠かせないダシ粉は静岡ではどこでも買えますが、ない県では材料を全てフードプロセッサーにかけて粉状にして作ってください。(配合は好みにしてもおk)
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3
ダシ汁と具を煮ます。(ほとんどの家庭ではこの段階はごく薄味にしていて後で甘味噌をかけますが、家庭によっては甘味噌を混ぜてしまって濃い味にして煮込むとか、逆に具を全く味付け無しに水炊きにする家もあります。牛筋ダシ汁入りは高級なお店用)
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4
お鍋から具をとりつつ、もしくは取り分け並べてから好きなだけ甘味噌とダシ粉をかけて練りカラシをつけながらいただきます。(いわゆるコンニャクの田楽の具いっぱいヴァージョンが静岡おでんって感じです)牛筋などには一味や七味をかける人もいます
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5
駄菓子屋さんやおでん屋さんではこんな感じに具が串刺してあって、おでんの汁でかなり薄めた甘味噌をくぐらせてからダシ粉をかけて渡してくれるのがフェイマース!
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6
余談:黒ハンペンは鰯のすり身で出来た静岡の焼津の名物で、静岡ではハンペンというと右の白ハンペンの事でなく左の黒ハンペンを指す言葉なくらいフェイマース!
コツ・ポイントあまり難しく考えず、コンニャクの田楽に具を足してる感じで作ってくれて良いです。(ただし黒ハンペンとダシ粉を忘れずに!笑)4の煮る工程は炊飯器で炊いちゃうと早いし味染みも良いです。