「1日1個のりんごは医者いらず。」
発熱時の回復食に。胃腸を整える葛と、りんごのペクチンで内臓を温め、解毒を促します。
このレシピの生い立ち
りんごは生よりも、加熱するとデトックス作用のペクチンの吸収率が格段にアップ。
アップルペクチンは食べ過ぎた添加物や化学物質の排出、アトピーの改善にも効果が期待できる水溶性食物繊維です。
材料
- りんご(またはストレートりんごジュース1.5カップでもOK。) 1個
- 水 1/2カップ〜りんごと合わせて1.5カップ程度になるように。
- くず粉 大さじ1(ぷるぷるが好きな方はもっと増やしても。)
- 生姜のすりおろし 少々
- 好みではちみつ(生ハチミツ) 好みの甘さに。
- 自然塩 ひとつまみ
- 好みでシナモンや、クローブなど。 お好みで。
- 【注】片栗粉はじゃがいもでんぷんなので、体を冷やしてしまいます。このレシピには代用できません。 –
作り方
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1
りんごをすりおろし小鍋に入れる。または水とミキサーにかけて小鍋に移す。
りんごジュースを使う場合は、水を足さなくてOK。 -
2
材料を鍋にすべて入れ、くず粉のダマがなくなるまで混ぜてから、火にかける。
混ぜる前に火にかけるとダマになるので注意。 -
3
弱火で絶えず混ぜ続ける。
とろみがついて、ツヤのある透明感が出てきたら完成。
くずの効果で飲んだ後もずっとお腹ぽかぽか! -
4
甘さが欲しい時は火を止めてから生ハチミツを加えます。
ハチミツは天然の抗生物質。
咳を鎮め、のどの炎症をとってくれます。 -
5
発熱して食欲がない時に食べさせたり、離乳食としても最適。
りんごのペクチンが腸内をお掃除して、便通も良くしてくれます。 -
6
食べすぎ等で胃腸が疲れた時には、これを食事代わりにして内臓を休ませます。
1〜2食抜くだけでかなりプチ断食効果あります。 -
7
私は九州産の本葛粉を使っています。
体を芯から温め、滋養強壮、胃腸の調子を整える漢方「葛」。
葛根湯の材料ですね。 -
8
葛粉は、りんごを入れずに水を減らして練るとプルプルのわらび餅風になります。
きな粉や蜂蜜をかけて食べても美味しいですよ。 -
9
(注)ハチミツには乳児ボツリヌス症のリスクがあるので、1歳未満の子供には与えないようにしましょう。甜菜糖などで代用を。
コツ・ポイント
ただし、食事もおやつも色々食べて、くず練りを食べていては本末転倒。
デトックスは足し算ではなく、引き算が大事。
くず練りを食べる時は、他には何も食べずに、内臓をすっかり休ませてあげましょう。