野菜ソムリエ考案レシピ。熱を入れるととろっと甘くなる九条ねぎ。生の九条ねぎとのダブル使いで美味しい丼に仕上げました。
このレシピの生い立ち
野菜ソムリエプロ<倉橋美樹>考案レシピ。京都では、奈良時代以前から食べられてきた九条ねぎ。柔らかくて風味が良く、冬には甘味が増します。炒めたねぎに生のねぎを合わせ、かりかりのじゃこと温泉玉子を合わせて、味わいと食感の良い丼に仕上げました。
材料
- 九条ねぎ 100g
- ちりめんじゃこ 20g
- サラダ油 大さじ1
- 温めたご飯 300g
- もみのり 適量
- 温泉玉子 2個
- A
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
作り方
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1
九条ねぎは、硬いところと柔らかいところに切り分け、それぞれを細い斜め切りにします。
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2
フライパンにサラダ油を入れて熱し、ちりめんじゃこを入れてかりかりになるまで2-3分炒めて取り出します。
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3
2のフライパンに1の硬いところを入れてしんなりするまで2分ほど炒め、柔らかいところの2/3量を入れてさっと炒めます。
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4
Aを混ぜ合わせたものを3に入れて全体を混ぜ合わせます。
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5
2つの丼にご飯を盛り、もみのりをかけて4を汁ごとの載せます。2のじゃこと3のねぎの残りを載せ、中央に温泉玉子を載せます。
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6
玉ねぎ等と同じ特有の香気成分「アリシン」を含み、風邪予防に。ビタミン、ミネラル、カルシウムも多く含む優れた野菜です。
コツ・ポイント
九条ねぎの硬いところは甘みを出すように炒め、柔らかいところと合わせることで楽しい食感を醸し出します。全体を混ぜ合わせていただくと、かり、しゃき、トロの三重奏が楽しめます。フライパンひとつでできる手軽さも魅力です。