含め煮にしたお野菜を湯葉で包んで、さらに笹の葉でくるんで蒸したヘルシーで上品な一品。
ちょっと一手間かかりますが、おもてなしにもぴったりですよ!
このレシピの生い立ち
子供の日のお膳を考えていて、ほんとうは柏の葉で包もうと考えていたのですが、
柏の葉がなかったので、笹の葉になりました。
材料
- 生湯葉 大判2枚
- 大根 100g
- 生麩(今回は蓬麩) 30g
- 人参 40g(6cmくらい)
- ゆで筍 80g
- 干ししいたけ 2枚
- 昆布 5cm角1枚
- 水 300cc
- 酒・みりん・薄口醤油 それぞれ大匙1
- 塩 適量
- 水溶き片栗粉 適量
- 笹の葉 4枚
作り方
-
1
水に干ししいたけと昆布をつけて一晩おき、出汁をとります。
椎茸は千切り、昆布はそのまま沸騰直前まで水からひにかけて出汁をとった後にキッチンバサミなどで細切りにします。 -
2
大根、人参、筍、生麩は3cm長さの拍子木切りにします。
(大きさを大体同じにそろえてください)
1でとった出汁に、野菜、干ししいたけ、昆布と調味料を入れ、中火にかけ、煮立ったら火を止め冷めるまで置きます。。 -
3
これを2~3回くり返して野菜に火が通ったら、最後に生麩を加えてそのまま冷まします。
湯葉の長いほうを半分に切り、2で煮た野菜を彩りを考えて重ねておきます。 -
4
このように2段になります。これを春巻きを巻くような感じできっちりと包みます。
(右の写真のようになります。) -
5
さらに笹の葉で巻いたら、蒸気の上がった蒸し器で強火で3~4分蒸します。
その間に、2で野菜を煮た煮汁の味を塩で整えて、水溶き片栗粉でゆるめにとろみをつけます。
これを器にながし、蒸しあがった笹巻きをもりつけて出来上がりです。
コツ・ポイント
野菜を含め煮にするときに、ことこと煮続けず、煮立てては冷ましをくり返すことで、
食感をのこしたまま、芯まで味を含ませることができます。
野菜はあるものでかまいませんが干ししいたけは必ず出汁のために入れてください。
食感をのこしたまま、芯まで味を含ませることができます。
野菜はあるものでかまいませんが干ししいたけは必ず出汁のために入れてください。