重石いらずカビしらずの梅干し

梅は傷のないものを選び、水に1時間ほどつけてあく抜きをする。

きれいな布巾で梅の水気を拭き、竹串でヘタを取ります。梅に傷をつけないように・・・

ジッパー付きビニール袋（大）に梅を入れ、焼酎を入れて梅にまぶします。消毒と塩をなじみやすくするためです。

塩を加えて全体にまぶし、出来るだけ空気を抜いてジッパーを閉じます。このまま暗所で寝かせましょう。（うちはガス台の下に置きました）

翌日には梅酢が上がってくるはず。毎日様子を見て、マメに袋の空気を抜いたり、梅の向き（袋の向き？か？）を変えたりします。袋ごしでもいい香り！

赤紫蘇を入れます～

漬け始めて10日以上、赤紫蘇が出始めたら紫蘇を入れます。紫蘇を良く洗って水気を拭き、塩の半量を入れてギュウギュウと揉みます。出てきたアクを捨てて残りの塩を加え、さらに揉んでアクを捨てます。

梅の袋から白梅酢を1カップほどとり、６の紫蘇に加えます。鮮やかな赤色になるので、全部梅の袋に戻します。袋の空気を抜くのを忘れずに・・

さらに3週間ほど漬け込みます。だんだん梅が赤く染まっていくのがわかります。梅の香りと紫蘇の香りが合わさって、うっとりします。梅干作りは楽しいですね。

土用干しです～よく晴れた暑い日を天気予報でチェック。3日間は干したいところです。梅と紫蘇をザルに上げて干します。素手で触ってはいけないそうです（母、談）。ときどき箸でひっくり返します。赤梅酢も漉してビンかボールに入れ、日に当てます。

3日3晩干すと、梅も紫蘇も塩が吹いてカラカラに乾いています。しばらく置くとおいしく食べられるのだそうです。楽しみです。