酒の肴で、火を入れて白身魚を食べたいときによく作ります。
ただ今回は・・・
このレシピの生い立ち
よさそうな、ひらめが買えたので。
で、それが消費期限を迎えましたので。
材料
- ひらめ 2切れ
- 長ねぎ 1~3/3本
- わかめ 食材として食べる適量
- 煮汁
- ミネラルウォータ 200ml
- 昆布(3cm * 10cm) 1枚
- 昆布だし 200ml
- 日本酒 200ml
- 塩 10g
- 禁断の三温糖 10g
- 酢 10g
- 一緒に煮る野菜
- ナス科トウガラシ属以外 食べたいものを適量
作り方
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1
例の光景です。
昆布だしを取っています。12時間漬け置きです(塩2つまみ)。 -
2
はさみで三つに切って、漬け置いていました。
酒塩煮で200mlなら、このくらいで十分です。 -
3
なお、昆布を敷いて煮るなら、昆布だし作りは不要です。
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4
野菜。長ネギ、黄パプリカ、ズッキーニ、ワカメです。ワカメは、パッケージの記載の通りに水で戻しています。
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5
魚を問わず、酒塩煮を作るときは、必ず[アテ]ますので、長ネギとワカメは、必須にしています。
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6
処置後。希少食材のズッキーニのへたも、今回使います。
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7
余った食材は、ラップして冷蔵庫です。長ネギは立てて保存します。
長ネギの青い部分だけは、冷凍です。 -
8
実は、昆布だしを取り始めるときに、こうします(酢大1)。
水道水に浸して、冷蔵庫に入れて12時間。軽いアク抜きです。 -
9
日本酒を200ml。昆布だしに加えて、煮汁にします。
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10
かなり酸化が進んで、色が変わっていますが、匂いを嗅いだら、まだ十分日本酒です。
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11
塩を10g。煮汁に投入します。
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12
三温糖を10g。煮汁に加えます。
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13
酢を10g。煮汁に加えます。
ここは、少し説明が冗長かもしれませんね。
濡れないものから計量します。 -
14
煮汁を一度沸かします。
弱強火な写真の状態で、30秒沸かして、アルコールを飛ばして、火を止めます。鍋はゆすりません。 -
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あとは食材を煮るだけです。
今日の、ひらめ。
(小)なので購入。
(大)は[風味がスカスカ]な傾向です・・・
一般に。 -
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今夜が消費期限ぎりぎりですが、匂いを嗅いだら、本能的には、okとのこと・・・
やはり、冷蔵庫は○菱だ・・・ -
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ひらめを水道水で洗います。
特に、ペティナイフを使って、肋骨に付いている血合いはきっちり取ります。 -
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切り口や皮は、水道水で流しながら、親指の平で全箇所3回、なでればよいです。三角コーナーの上でします。
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こうして・・・
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こうなります。上手く並べて、高さを揃えます。
但し、長ネギだけは、ひらめの四方に最初に置きます。 -
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あとで[あった!フタ!]しないように、アルミホイルの落しブタも作っておきます。
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雪平鍋は、野菜と魚を煮炊きする専用のものです(油禁止の鍋)。
サラダ油などを利用したことのないものです。 -
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伝わらないかもですが、強強火で、このくらいまでもっていきます。鍋のフチのアクをとります。落し蓋をする前、1回だけ。
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中弱火にして煮ます。5分放置です。
5分間、別のことをしましょう
(お酒を飲んだり、道具を洗ったり)。 -
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中弱火とは、これです。
2口のガスコンロの火の弱いほうのコンロで。 -
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ひらめが、きっとふわっと、煮えました。
ワカメと長ネギがくたっと色合いが変わっているので、分かりやすいです。 -
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・・・ここでぴんときました。煮えたモノの匂いから・・・
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おもむろに、ベランダ近くで育てているパセリを収穫です。
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一度こうして・・・
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こうしてみました。
相応の陶磁器がないので、いつも○印良○のカレー皿です・・・ -
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純米酒でいただきます。
生姜、わさび、薄口しょうゆを[アテ]ると美味しいです。 -
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たまたま冷蔵庫にあったので試用しましたが、パプリカはダメ。
ピーマン、ししとうもやめましょう。風味が強すぎます。台無し。 -
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私は何度も作っているので「うわ!?こうなっちゃうのか・・・」で済みますが、初酒塩煮な人には、悪い第一印象が残るかも・・・
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パセリを急遽収穫しましたが、せり科の植物なら、白身魚に合います。
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キンメダイorカレイなど、白身の魚なら、大概美味しく食べられます。
コツ・ポイント
10分煮るべき根菜を一緒に煮るときは、6分下茹でして下さい。きのこは下茹で不要です。
このレシピは、どうすれば料理に失敗するのかの好例です・・・