お安いモツで、市販のスープを使わずに安価においしく食べられます。その分、手数は増えますので、お時間のある休日などに。このレシピの生い立ち市販のスープはつかわずいたくないが、かといって鶏がらからスープを別に取るのも一回の食事では何かと不経済。何とか少ない食材で安価に美味しいスープのモツ鍋が食べたいという欲望から考えました。いつかシロコロで作ってみたいです。
- 白もつ(下処理済のお安いもの) 400g
- ラード 適量
- 長ネギ(あおい部分をつぶす) 1本(あおい部分のみ)
- しょうが(つぶす) 1/2片
- しょうが(おろす) 1/2片
- 米だけのお酒 200cc
- キャベツ 7~8枚
- ニラ 1束
- もやし 1袋
- ニンニク 4つぶ
- たかのつめ 1~2本
- 塩 適量
- 白醤油 大1 程度
- 花山椒 少々
- 削り節 両手で握って野球ボールぐらい
- 鰹節のフレッシュパック 1袋
- 水 計3~3.5Lくらい
- だし昆布 5cm角ほど1枚
- いりゴマ お好み
- 豆腐 一丁
作り方
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1
まずだし汁を作る。昆布を2Lの水に3時間から半日程度つけておくいたものを昆布を取って鍋にかけ沸騰させる。
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2
削りぶしを投入し10分煮出して、その後鰹節フレッシュパックを投入し3分。ざるなどでこす。(だし昆布や鰹節はとっておく)
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3
だしを煮出している間に、モツを水洗いして、水気をよくきっておく(キッチンペーパーなどでよく水分をふき取る)
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4
フライパンにラードをひいて、強火で暖め、モツを投入。塩、花山椒を軽く振る。あまり動かさずに、モツに焼き目をつける程度。
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5
※モツは強火で短時間さっと焼く。焼きすぎると油が出すぎてぱさついてしまいます。安いモツはなおさら注意。
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6
部分的に焼き色がついたら、日本酒をいれ、フライパンをゆすりながら半分の量ぐらいまで煮詰める。
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7
2のだしを投入。包丁の腹などでつぶしたネギとしょうがも入れて煮込む&煮詰めていく。あくはなるべくとらない。
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8
沸騰させて、その後弱火で30分ほど煮込むと汁が白濁して写真のような色に。一応モツを味見しておきましょう。
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9
7を煮込んでいる間に、2が終了後の出がらしの昆布と鰹節を鍋に入れ1.5Lほど水を入れて火にかけて7と同時進行で煮出す。
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10
7、8終了したら、食卓に出す用の鍋にちぎったキャベツをしいて、その上に7のモツと煮汁を入れる。
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11
7で使用したあいたフライパンへ8の2番だしを入れて、フライパンについたうまみをよく溶かして、9の鍋へ投入。
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12
強火で沸騰させ、キャベツがしんなりしたら、ここでスープの最終的な味付けをする。塩で調節。
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13
もやし、1/6にきったニラ、スライスしたニンニク、種をとってきざんだ、たかのつめの順に鍋に投入。
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14
ふたをして軽く煮て、ニラがしんなりしたら、いりゴマを振って出来上がり。豆腐はうちではある程度食べてから投入してます。
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15
しめ①煮詰まった汁を水で薄めて、インスタントラーメンをスープでゆでて固めで食べる。お好みでラー油などをたらして食べる。
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16
しめ②炊いたご飯の上から、残ったスープや具材の残骸をぶっ掛けてたべる。雑炊にするより美味しいと思います。
コツ・ポイント昆布鰹だしを多めに使い無駄にせず、さらに煮詰めて濃い出汁をとる。そのだしとモツを一緒に弱火でにて、モツに出汁の味を、モツの焦げ目から出汁へうまみが溶け出すと美味しいスープになります。当然、値は張りますが牛モツで作るとさらに美味しいです。