横溝さんのエルトベア オーバーストルテのスポンジとムースを使って苺の薔薇を飾った可愛いケーキ。このレシピの生い立ち小さい孫と一緒に食べるのにいつも作っているレシピを少しだけ甘さ控え目にアレンジして苺のバラを飾って可愛くしました。
- ☆スポンジ(21㎝のセルクル1枚)
- 全卵 3個
- グラニュー糖 80g(甘さ控え目の場合70g)
- 薄力粉 70g
- 無塩バター 30g
- ☆イチゴのムース
- イチゴスライス(1番太い部分が2.5cm 〜3cm) 真ん中の部分的を18枚位
- イチゴ 272g
- グラニュー糖 64g(甘さ控え目50g)
- ゼラチン 6.4g
- レモン汁 5分の4個分(甘さ控え目半個分)
- (イチゴのリキュール) 8㏄(子供用なし)
- 生クリーム(35%) 200㏄
- バニラエッセンス 適宜(子供用なし)
- ☆スポンジに塗るイチゴのシロップ
- イチゴ 赤い部分60g
- グラニュー糖 50g
- 水 60cc
- ☆クリームシャンティー
- 生クリーム(40%以上が美味しい) 100㏄
- グラニュー糖 8g
- ☆飾り
- イチゴ(バラ用) 8個(余分に1~2個あってもよい)
- 皮ごと食べられる種無しブドウ(トンプソンシードレス) 小振りなもの8個
- ドライラズベリーフレーク 適宜
- ☆飾りのイチゴとブドウに塗る乾燥止めゼリー
- イチゴ 赤い部分2~3個分
- ゼラチン 3.5g
- 水 250cc
- グラニュー糖 小さじ3位
- ☆道具
- ムースを入れる厚いシール付きケーキフィル(高さ4.5㎝×長さ60㎝以上) 1枚
- シフォンナイフ 1本
- パレットナイフ 1本
- 星口金を付けた絞り袋 1セット
- 直径21㎝と18㎝のセルクル 各1個
- よく切れる包丁(和包丁が良い) 1本
- 平たい皿か天板 ケーキ用と苺のバラ用 各1枚
- ケーキに被せられるボウル 1個
- 薄いムースフィル 1周分
- スポンジスライサー補助具 1セット(2個)
作り方
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1
長い方のムースフィルを直径18㎝のセルクルの回りに巻きセルクルを外し、オーブンシートを敷いた平らな皿か天板に置いておく。
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2
☆スポンジ共立てで白い天板にオーブンシートを乗せセルクルを置き回りにオーブンシートをバターで張り付け170度で30分。
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3
焼けたら天板ごと20㎝位上からパン!と落とし、網の上に置いてセルクルを外して上にリードかオーブンシートを置いて冷ます。
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4
スポンジが冷めたら1㎝強(スポンジスライサーの2目盛り分)厚さにスライスする。上から2枚スライスして上2枚を使う。
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5
底に敷く一枚と真ん中に挟む一回り小さい物を一枚とる。真ん中の綺麗なものを底に、上の部分は茶色く焼けた表面をめくる。
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6
真ん中の部分を18㎝セルクルの回りに沿いカットし、ムースフィルの中に敷き、もう1枚は一回り小さくカットして待機。
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7
☆イチゴのシロップイチゴにグラニューを振りかけ暫く置いて水を入れて煮溶かしイチゴを潰して色をだし茶漉しで濾す。
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8
ムースフィルに敷いたスポンジに刷毛で染み込ませる。外側にもしっかり染み込ませることでスポンジが染まってピンク色になる。
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9
☆イチゴムースイチゴは葉だけ取って水の中で少しずつさっと洗ってはザルに上げていき、キッチンペーパーで優しく拭く。
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10
ヘタは使うときにカットするので、そのままザルにリードを敷いて置いておく。
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11
イチゴは真ん中の部分を薄く(2~3㎜位)スライスし18枚位取り、ムースフィルの内側に並べて張りラップを被せ冷蔵庫で待機。
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12
イチゴを張り付けた写真(ムースが入った所)
切れ端のイチゴと残りのイチゴのできるだけ白い部分は外して気持ち多めに測る。
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13
ゼラチンは24㏄の水でふやかしておく。生クリームにバニラエッセンスを入れて八分立てにして冷蔵庫へ。
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14
イチゴはミキサーにかけグラニューと鍋に入れて中火でさっと煮立て、ゼラチンを入れて溶かし粗熱を取ってレモン汁を入れ冷ます。
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15
しっかり冷めたらリキュールと少しだけ立て直した生クリームを混ぜ絞り袋に入れる。
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16
シロップを染み込ませたスポンジの上に半分絞り、もう1枚のスポンジを置きシロップを染み込ませその上に残りのムースを絞る。
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17
ムースを絞る時はイチゴの縁まで隙間なくしっかり絞る。
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18
パレットナイフで平らにならし大きいボウルを被せて冷蔵庫で冷す。ラップを被せると引っ付いてしまって表面が汚くなる。
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19
☆仕上げ①苺シロップゼリー苺にグラニューをまぶして暫く置き水を加えて砂糖を煮溶かしゼラチンを加えて溶かして濾す。
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20
ゼリーは直ぐに使わないので氷水で冷まさずにそのまま置いておく。②ブドウを洗って茎の付いてた所を少しカットし縦半分に切る
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21
③苺のバラ和包丁が切り易い。形を見て尖っている方を残し4分の1位をカット。先の方から極薄くカットして巻きバラを作る
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22
平らな皿にリードを敷いて並べ、ラップを被せて冷蔵庫へ。詳しくは、番号(28)以降。ブドウは皮を剥き縦半分にカット
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23
④生クリームを泡立てボウルのまま冷蔵庫へ。ケーキを出してきてシフォンナイフでムースをフィルから丁寧に外しそっと抜く。
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24
⑤ケーキの縁を星口金の絞り袋に入れた生クリームでぐるりと絞る。
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25
苺のバラを均等に縁に飾り花びらを開く。生クリームを絞った所から気持ち離して置きその間にバラ1個につきブドウ2個ずつ飾る
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26
⑥冷ました苺ゼリーを刷毛か筆で苺とブドウに優しく塗る。バラは花びらを開いてその隙間に染み込ませると花びらが閉じない。
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27
中央に生クリームを絞り、ドライフランボワーズを散らす。ムースの部分に薄いケーキフィルを張り付けると苺が乾燥しにくい。
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28
【苺のバラの作り方】和包丁が切り易い。形を見て尖っている方を残して4分の1位を切り取る。先の方から極薄くスライス。
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29
先の方が薄く、太い部分にかけてほんの気持ち厚くする。切り取った部分も薄くスライスして使う。平たい部分を底にして立て、
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30
ずらして立てていき先の小さい方から巻いていく。スライスした大きさの半分位を重ねる。重なる部分が多いと綺麗に巻きにくい。
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31
中心に先の丸い部分を置いてもよい。外側につける花びらは皮の外側を内向けて着けたら綺麗。花びらを開いてバラらしくする。
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32
花びらを開く時は優しく少しずつ開ける。平らな皿にリードを敷いて並べ、ラップを被せて冷蔵庫へ。
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33
仕上げ用の苺のゼリーは残るので3分の1~半分でも。途中固まればコンロの上で緩める残りはグラスに入れて苺ゼリーが出来る。
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34
☆手順1日目、ムース迄。ブドウの皮剥き2日目、苺のゼリー、苺のバラ、生クリーム泡立て、デコレーション。(約2時間)
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生クリームの飾りと苺のバラの置き方
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36
残りの材料で。
自分用レシピなので部分的に省略しているところがあります。「白い天板」は我が家の物なので普通の天板で。
コツ・ポイントいつも作る苺ケーキレシピ“エルトベアオーバーストルテ”のムースとスポンジを使って少しだけ甘さ控え目に作ってみました。基本量の横にある( )内が今回作った量。苺のバラはネットで調べてからアレンジ、私はこの方法が1番綺麗に出来ました。