自然の恵み、旬の蓬を使った日本ならではのおやつはいかがですか。蓬は日本のハーブ!万能選手の蓬パワーいただきましょう!
このレシピの生い立ち
今まさに蓬の季節。母の家の庭に寒い冬を大地で過ごした栄養たっぷりの蓬が、顔を出し始めました。昔から伝わる草もち。5月の端午の節句のあわせるように芽を出し、大地の恵みを受け継いできた日本人ならではの、知恵と季節感。母に、教えを請い初めて挑戦!
材料
- 白玉粉 100g
- 上新粉 80g
- 蓬 ゆでてつぶしたもの10~20g
作り方
-
1
蓬は、柔らかそうな若い芽だけを摘み、綺麗に洗って、たっぷりの湯で2分くらいゆでる。
-
2
茹で上がった蓬は冷水にとり、水を流しかけながらよく、もみ洗いする。緑色の水が出なくなるまで根気よくあらうこと。
-
3
綺麗になった蓬はすり鉢に入れてすりこぎで、葉の繊維がつぶれるまで(ペースト状にはしないこと)すりつぶす。
-
4
白玉粉、上新粉、を表示の分量の熱湯でといてから、冷めたものを一口大にちぎって、たっぷりの、お湯で表示時間だけゆでる。
-
5
ゆでた、生地に、蓬を混ぜ込む。(冷めると混ぜにくいのですが熱いうちだと手にくっつくので加減を見つけてください)
-
6
混ざった生地を団子状に形成し表示時間を目安に蒸し器で蒸す。好みで、きなこ、黒蜜、餡などを、添えて召し上がれ。
コツ・ポイント
蓬をすり鉢でつぶす作業は思ったよりも重労働。昔の人はそれをこなし、当たり前のように、生活の一部だったのだなと、しみじみ。生地に蓬を混ぜるのもまた、一苦労。熱い生地を形成するのは大変。で、くっつく。少し冷めてから形成するのがお勧め。