地域によってはおからに具材を加えないところも。今はめっきり作る人も減りましたが、お祝いごとには欠かせない料理です。このレシピの生い立ち「土佐の味ふるさとの台所」220ページに掲載。お祝い事には必ず作った郷土料理。
- 鯛 1匹(約1kg)
- おから 500g
- ごぼう 80〜100g
- にんじん 80〜100g
- 干し椎茸 4枚〜5枚
- だし汁 カップ1/2
- 砂糖 大さじ3
- 薄口醬油 大さじ2
- 葉ニンニク 4〜5本
- 卵 5個
- 砂糖 130g
- ゆで卵 1個
- さつまいも 大1個
- 葉らん 4〜5枚
作り方
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1
鯛はエラと内蔵を取り除いて洗う。ヒレと中骨を上身につけて背開きにし、薄く塩をして一晩冷蔵庫におく。
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2
(A)ごぼうはささがき切り、人参と水に戻した椎茸は細かく切り、だしと調味料を加え、汁がなくなるまで煮る。
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3
おからに(A)とみじん切りにした葉ニンニク、卵、砂糖を加えよくこねる。
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4
鯛の水気を取り、おからを詰める。
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5
蒸し器に葉らんを敷き、鯛を乗せる。ヒレが開くように楊枝で止めて形を整える。
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6
さつまいもと一緒に約45分蒸す。(さつまいもが蒸し上がるのを目安にする)
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7
皮が裂けたりしても大丈夫、ゆで卵の黄身を裏ごしして表面に散らして隠せます。
コツ・ポイント「蒸す時の火加減が一番難しい。急に強うすると、魚がわれるき気をつけないかん」おからを入れすぎると「メタボ鯛」、少なすぎるとスカスカする。葉らんを敷くのは鯛を崩さず取り出しやすくする為。