私は毎年梅雨が明け土用の時期に4件1年分造ります。写真は材料表の10倍ですので注意してください。写真追加しました
このレシピの生い立ち
義母から受け継いだ代々伝わる味噌です。少し手間はかかりますが、手間をかけた分その価値は絶大です。
材料
- 麦 7合(1升=1.5K)
- 米 3合
- 麹菌 1袋
- 大豆 1升(1.4k)
- 塩 3合(600g)
- 大豆の茹で汁 5合
- 模造紙 2枚
作り方
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1
麦と米を別に洗って20分程寝かす
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2
炊き上がったら紙の上に開け麹菌を入れ均等に混ぜ合わせ成るべく薄く広げる。
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3
麹菌です
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4
炊飯器に麦米を入れ均等に混ぜて水は8合の所まで入れ、固めに炊き上げる
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5
その上に紙を置き、毛布等で覆い被せる。
下にも毛布等を引いて上下共麦が呼吸出来る様にしておく。 -
6
一日に2回から3回混ぜ合わせて白いカビ(花)が咲くのを待つ。
この間2日〜4日間かかります。 -
7
5の注意点で麦が段々乾いてくるが汗をかいても練れないように毛布等を調整する。
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8
その間に大豆の用意をする。炊き上げる前日にたっぷりの水に大豆を付け込み、翌日成るべく大きな鍋で炊き上げる。
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9
アクを取りながら大豆が柔らかくなるまで炊き上げる。柔らかくなったら大豆を取り出し残った茹で汁をもっと煮詰めて濃くしておく
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10
茹でた大豆は塩の半分量を入れながらミンチの機械で潰しておく
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11
花が咲いた麦にも残り半分の塩を混ぜ合わせ、大豆と混ぜ合わせる。
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12
混ぜ合わせた味噌を樽等に入れ3週間〜4週間常温で寝かす
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13
寝かせた後表面に薄くまた別のカビが生えている場合があるのでそれを取り除き冷蔵庫等で保存する。
コツ・ポイント
麦を炊き上げてから花が咲く迄が最大の注意点です。炊き上がった直ぐは少しネチャっとしていますが段々乾いて固まって来ますので、それをしゃもじ等でバラキながらほぐして行きます。汗をかいたまま放置しますと麦が練れてしまい失敗です麦炊きの所だけ再挑戦