自家製酵母のパン種を使用して、たっぷり加えたバジルの香りがたまらないプチパンです。ワインやパスタのお共にも。このレシピの生い立ちベランダで栽培したバジルがたっぷりあったので、香りのいいパンを焼きたくて。佐原文枝さん著書「おうちでのーんびり楽しむ『自家製酵母パン』の本」に掲載されている「基本のシンプルまるパン」をベースに、バジルパンにアレンジしました。
- 強力粉 200g
- 自家製酵母から作った元種 80g
- バター(無塩) 20g
- 牛乳 120g
- きび糖 大さじ1.5
- ドライバジル 大さじ1
- ガーリックパウダー 小さじ1
- 塩 4g
作り方
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1
※パン作りや自家製酵母パン作り経験ありを前提にさらっと書きつつ、独自のコツをメインに書きます。
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2
元種作り(1)果実(今回はスイカ)の皮や種ときび糖と水を瓶に入れ数日置いた酵母液をもとにしています。
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元種(2)佐原文枝さんの「おうちでのーんびり楽しむ『自家製酵母パン』の本」のクイックヨーグルト酵母の方法でパワーアップ。
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4
元種(3)元気いっぱいになった酵母液に強力粉を混ぜて1日置く×4回ほどかけて育てた元種を使用。ご自分の方法の元種でも可。
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5
ちなみに、ドライバジルは、ベランダ栽培のものを、キッチンペーパーに挟んでレンジでチンした自家製を使用。
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6
生地の手捏ね約7分。油脂は捏ねはじめから2分後に入れる。(詳細省略)ホームベーカリー等の生地コース15~20分程でも可。
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7
鮮やかな緑色で香り良い生地が捏ねあがる。油脂はバターではなくオリーブオイルでも合います。
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8
きれいに丸くまとめたら26℃ぐらいの室内で一次発酵、約6時間。空気を入れたビニール袋やボール+ラップで乾燥しないように。
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私はラップの代わりにシャワーキャップを使用。(当然シャワーには未使用ね)パッとかぶせられ、アルコール消毒で数回使える。
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発酵時間は季節(室温)によって変動。3~4倍に膨らんだらフィンガーチェックしてOKなら完了。
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6~8個に分割。6個なら1個約75g、7個なら1個約63g、8個なら1個約55gぐらい。お好みの個数で。
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※分割・丸めは、ここではシリコンマットで行いましたが、キャンパス地のパンマットでも。
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ベンチタイム15分。乾燥させないように。ここではドビー織りの布巾を敷いたジャンボタッパーに入れて蓋を閉めています。
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※ジャンボタッパーはダイソーの400円8Lの容器や、岩崎工業のジャンボキーパー14.5L B-388Nがおすすめ。
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キャンパス地のパンマットで丸めなおして成形。
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オーブンシートに間を開けて並べて乾燥させないように覆って26℃ぐらいの室内で二次発酵2~3時間。
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※ジャンボタッパーを逆さにして蓋の上にシートを並べてタッパーをかぶせて発酵させてます。タッパーは二段重ねでき場所とらず。
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※ちなみに天板のサイズにもよりますが、約30×40センチの天板なら、6個は1段、7個・8個は2段で焼くのがおすすめ。
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2倍に膨らんだらOK。オーブンを天板ごと230℃に予熱する。
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オーブンシートごと熱々の天板に乗せ、オーブンは210℃に落として12分焼く。大きさによって時間は加減を。
コツ・ポイント元種がしっかり元気のある、よいものを使うと失敗知らずです。屑果実からの酵母液から直接、元種を作っていた時は酸っぱくて固いパンになることが多かったのですが、クイックヨーグルト酵母の方法を取り入れてからおいしく焼けるようになりました。