色鮮やかで甘酸っぱく香り高いラズベリージャムです♪種を漉すので、パンはもちろん、ドリンクや製菓の材料としても使えます。
このレシピの生い立ち
苗木を分けて頂いてから15年。毎年7月下旬から8月上旬にかけて、7kgほど採れます。2~3日おきに収穫してはジャムにするのを繰り返しているうちに、このレシピと手順になりました。
低糖ですが、ラズベリー本来の甘酸っぱさが味わえます♪
材料
- ラズベリー 1kg
- グラニュー糖 333g
作り方
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1
ラズベリーを収穫します。そこからかい!って言われそうですが、実は庭にいっぱいなってるのです^^;
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2
材料の分量は目安です。収穫した量によって変わります。この日は1.1kg採れましたが2014年は不作で400g程度の日もυ
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3
水で2回洗い、ザルにあげて水気を切っておきます。水に浸けておくと吸水して水っぽくなってしまうので、手早く洗います。
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4
酸に強い鍋に移し、上から重量の1/3の量のグラニュー糖を振り掛け、一晩置きます。時間が経つと果汁が染みて香りが立ちます。
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5
鍋を中弱火にかけて沸騰させます。
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6
すぐにアクが出て来るので、丁寧に取り除きます。
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7
10分くらい取り続けていると出なくなります。まだゆるいですが火を止めます。
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8
万能こし器で種を漉し取ります。一度に沢山やらずに、お玉2杯分くらいずつやります。
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9
このようにこし器の中に種を溜めたら出し、新しいジャムを入れてまた漉す作業を繰り返します。
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10
暑いし、手は痛いし、大変な作業ですが、口当たりが全然違うので頑張りましょう。
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11
取り除いた種に、まだ果肉が残っているように見えても、あまりしつこくやると網目から細かい種が入り込んでしまうので程々に。
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12
漉した果肉を鍋に戻し(鍋は洗う)、もう一度煮ます。またアクが出てくるので取り除きます。
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13
12分程でアクが出なくなったら煮上がりです。あまり煮詰めると色が悪くなって硬くなるので注意します。(加熱時間は目安です)
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14
果肉にはペクチンが含まれていて、冷めたら自然にとろみが付くので多少ゆるいくらいでも大丈夫です。
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15
熱湯で消毒した瓶に詰め、熱いうちにフタをしてひっくり返して冷まします。
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冬越しの関係か2014年は450g程度の収穫で、瓶2本でいい感じでした。煮る時間も短くなり、漉してから4分程度でした。
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アクが出なくなれば、早めに火を止めても構いません。分量によって加減してくださいね。(2014年8月11日追記)
コツ・ポイント
グラニュー糖を掛けたら平らに均し、隙間無くしっかりフタをするようにして一晩置いてください。
一度に収穫できる量が少ない場合は、次々と冷凍しておいて、ある程度まとまってから作ると良いです。