なすは、「うなぎの蒲焼きのたれ」味に近い味にし、豚肉の部分は照り焼きの味にして、2種類の味が楽しめるようにしました。
このレシピの生い立ち
「うなぎの蒲焼きのたれ」に近い物を作ろうとして何度も「たれ」を作ってみたけど、これが自分の限界ぽい。
材料
- なす(中~中のやや大) 1個(120g~170g)
- 豚肉(1枚ずつ焼けるもの) 50g台~90g
- または、40g前後
- 蒲焼きのたれ
- エバラ すき焼きのたれ ※補足3 大さじ2.5
- 濃口しょうゆ 小さじ1強
- みりん 大さじ1
- オイスターソース 隠し味 1/2小さじ半分
- 砂糖(きび砂糖) 1/4小さじ1(~2)
- あれば 煮干しのだし(粉) 1/4小さじ1/4
- あれば しいたけのだし(粉) 1/4小さじ1/3
- お好みで 水(煮詰めにくい時用) 大さじ1
- ご飯 どんぶり1杯分 250g~320g
- きざみ海苔(味付きなど) 好きなだけ
作り方
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1
なすは、皮をむいてからタテに半分弱の深さまで切り込みを入れます。
お好みで:先端を少しカットしておくとハート形にならず
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2
耐熱皿になすを入れ、ふんわりラップをかけて600Wのレンジで1分40秒~2分チンします。
熱いうちにラップを外し、
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3
お皿に出た熱湯を捨てるために、かす揚げ等を使ってなすを押さえながらお皿を傾け、出来るだけ水分を逃がすようにします。
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4
包丁の背で切り込みを左右に少し広げ、(片側をしゃもじ等で押さえながら)片側に2本の凹み筋を包丁の背でつけながら開きます。
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5
包丁の腹で少し押し下げて、ならすようにします。
水分が出てくるので、紙タオル等でふき取ります。
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6
お好みで、3~4ミリおきに微かな切り込みを入れます。
うなぎだと、横に裂きやすいのでそれに似せたいんだけど、効果は?。
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7
お好みで、裏側の皮側にも、微かな切り込みを入れます。
こちらの目的は、味のしみこみを良くするため。
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8
豚肉は、1枚ずつ広げて焼ける物を用意します。 切り落とし肉の薄すぎるものはダメです。
写真は、62g。
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9
なすと豚肉を焼き始める前に、たれを用意しておきます。
加熱して煮詰めにくそうな時には、大さじ1の水を入れておきます。
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10
フライパンを熱し、ほんのり多めの油(分量外)をしいて充分熱くなったら、なすを開いた面から入れて2分30秒前後焼きます。
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11
ほどよく焼けたら、裏返して皮側の面も2分前後焼いていきます。
写真⑩よりも、もう少し焼いてから裏返したい。
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12
なすが焼けたら、取り出しておきます。
フライパンに油がけっこう残ってるので、肉を焼くのに最小限の量に減らします。
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13
小鍋に⑨のたれを入れて加熱し、いったん煮立たせてから、少し煮詰めておきます。
どんぶりのご飯にかける分も残すように。
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14
あたたかいご飯をどんぶりに1杯分用意し、上にきざみ海苔を好きなだけ散らします。
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15
豚肉を広げて⑫のフライパンに入れ、両面が焼けたら
⑬で少し煮詰めておいたたれを豚肉にからめる分だけ投入し、からめます。
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16
⑭の上に、⑮のフライパンに残ってる(少しの)たれをスプーンですくってご飯に振りかけてから、豚肉を並べます。
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17
フライパンの底にこびりついてるやや固まった「たれ」は、なすに豚肉のうまみを移さないために、ほとんど拭き取っておきます。
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18
⑫のなすをフライパンに戻して加熱し、なすがあたたまってから⑬の残りのたれを入れてなすにからませます。
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19
⑱で煮すぎるとなすが「たれ」ばかりの味になってしまうので、あまり煮すぎない方がいいと思います。(好みですが・・・)
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20
フライパンを傾けてスプーンでたれをすくい取り⑯の上に2~3杯回しかけてから、なすを乗せ、残りのたれをなすにかけて完成。
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21
豚肉となすに別々に「たれ」を入れてるのは、豚肉のうまみが豚肉を炒めた時のフライパンに出てるので、それを豚肉のまわりに
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22
凝縮させて、2種類の味にしたかったので。
豚肉のうまみが入った1種類だけの味の方が好みであれば、⑮後半でなすも戻す。
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−− 補足1 −−
豚肉を多めに入れると、豚肉の味が出過ぎて「蒲焼きのたれ」味とは違う方向に行ってしまうので悩ましい。
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24
(続き)
豚肉を40g前後の少なめにして、豚肉を炒めてから「たれ」を豚肉となすに一緒にからめてもけっこういい。
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25
−− 補足2 −−
工程⑮にて豚肉を焼いたら、肉から出てきた脂と余分な油をほぼふき取ってからたれを入れるのもアリです。
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−− 補足3 −−
10/4追記=エバラすき焼きのたれは、「マイルド」を使用。
「マイルド」って関西風の甘口タイプ!