膨らまなくて失敗したパンも良い材料を使っているので、何とか美味しくならないかと、お豆腐を使い、パウンドケーキにリメイク。このレシピの生い立ち天然酵母を研究中で、失敗したパンがたくさんできるので、お菓子にリメイク。フレンチトーストも別ページにあり。ただでさえ、膨らまなくて重いパンに小麦粉を大量に追加したくはなかったので、軽めのお豆腐でアレンジ。
- バター 30グラム
- 砂糖 30グラム+10グラム
- 卵 2コ
- 牛乳 30グラム
- 絹ごし豆腐 半分(水切りしない)
- 薄力粉 55グラム
- ラム酒 キャップ1
- ベーキングパウダー 4グラム
- 失敗したパン 適宜(100グラムから125グラムが適当
作り方
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1
ボールにバター30グラムを入れ、室温に戻しておく。そこに砂糖30グラム入れて、よく練る。
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2
卵2コをわり、よく解しておく。
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3
牛乳30グラムを別の器に測っておく。ここに、さっきの卵の半分(1個分)を入れ、よく混ぜる。
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4
ここに砂糖10グラム入れる。牛乳が30で卵が45だったので、75グラムのところに入れた。お好みであと10グラム追加もok
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5
失敗したパンを薄く細かく切っておく。卵液が染み渡る位に薄い方が良い。パウンド型に敷き詰めるので、ケースの大きさに合わせる
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6
失敗パンをを全部入れると多いので、せいぜい125グラム位に留めておく。100グラム位がベスト。
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7
この小さく切ったものを、④の卵と砂糖の液に付けておく。
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8
染み渡るとこうなる。この位までしないと、ケーキとの違和感が生じる。硬すぎたパンの場合にはもっと小さくして染み込むように。
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9
パウンド型に、紙を敷き、失敗したパンを敷き詰める。少しは間を開かした方が、後から入れるものと馴染むが、目一杯入れてみた
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10
パンとパンの間に、柔らく軽いものを詰めて焼く戦法だが、今回は絹ごし豆腐も使う。粉を多くすると、もたれそうなので。
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11
絹ごし豆腐半分(144グラム)を①の砂糖とバターの練ったものに混ぜ、さらによく混ぜる。
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12
お豆腐は、つぶつぶがある程度潰れればオーケー。基本的に、お豆腐は柔らかいので大丈夫。混ぜたら、ラム酒をキャップ1入れる。
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13
解いておいた卵の残り(1個分)を12に少しずつ加えかき混ぜる。
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14
薄力粉を55グラム測る。ここにベーキングパウダー4グラムを追加して軽く混ぜる。それを金網でふるいながら、13に投入する。
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15
ヘラを使いさっくりと混ぜ、混ぜたものをパウンドケーキ型に流し込んで行く。パウンドケーキ型には既にパンが敷いてある。
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16
パウンド型にパンをみっちり詰めてあるので、容器を何度もトントンしながら、下の方にも15の豆腐液が行き渡るようにする。
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17
オーブンを予熱し、170度で45分焼く。豆腐は色が薄いので、焦げるまで焼くと、焼き過ぎ。竹串で中身がつかなければ大丈夫。
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18
出来上がったケーキの断面。白っぽいところがパン。黄色っぽい所がお豆腐と卵が混ざっている箇所。食感が違うものが入っている。
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19
焼きたてを切ったが、崩れない位、しっかり焼けているので、食べやすい。お好みでナッツ類を入れてもオッケー。
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20
ここからは、2回目。ちょっと工夫して再挑戦。前回よりもパンを細かくする。(その方が液が染み込みやすくケーキに馴染むから。
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21
もう一つの工夫。前回は、最初にパンを型に入れておいたが、今回は少し豆腐の生地を型に流し込んでその上に、パンを敷き詰める。
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22
全部並べたら、その上に豆腐の生地を敷く。さらに、2段重ねにして、パンをもう一度敷き詰める。
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23
全部並べた所。(前回パンは120g程あったが、今回は105g)小さめのパウンド型、約20cmのものにきっちり入る。
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24
上に豆腐の生地をかけて、数回、型をトントンと上下する。そして前回同様170度のオーブンで40分から45分ぐらい焼く。
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25
焼き上がり。端を切ったところ。サイコロ状のパンが、牛乳と卵の液をよく吸っているので、しっとり。今回の牛乳は60グラム使用
コツ・ポイントパンの間に、豆腐類が行き渡るように、容器(パウンド型)をよくトントンする。甘さ控えめなので、適当に砂糖を足してもok。私はラカンカとエリスリトールを混ぜたものを使用しているが、普通の砂糖で大丈夫。オーブンで40分程度、様子を見ながらが良い。