簡単で、ほったらかしでできます。剥き方詳しく書いています。重曹は無くても大丈夫。鬼皮を非加熱で剥くのが美味しさのコツ!
このレシピの生い立ち
栗といえば渋皮のタンニンの効用を生かす渋皮煮がベスト!でも忙しいからと敬遠されがち。だから私のように夜遅く帰ってくるお勤め人でも作れるように冷蔵庫でほったらかし、水につけてほったらかし煮てほったらかしと時間をかけて美味しくのレシピにしました
材料
- 栗 50個くらい
- あれば重曹かベーキングパウダ 小さじ1
- 砂糖 400〜600gくらい
- 塩お好みで 少々
- だし醤油お好みで 少々
- ワインまたはブランデー 少々
作り方
-
1
栗は2〜3日冷蔵庫におき、出して1〜2日水につけておきます。鬼皮が水を吸って剥きやすくなります。水は替えてくださいね。
-
2
包丁で栗の下のザラザラした部分、あれは「座」って言うんですって。
栗の平らな方を下に付けて座を薄く切ります。 -
3
座の部分を最後まで切り取らず鬼皮の平らの方までを剥くことが出来ますよ。包丁を入れたまま栗をクリっと。くりだけに‥失礼。
-
4
隙間に包丁を入れて丁寧に剥きます。大変なのは鬼皮を剥くまでです。ここを頑張りましょう!
-
5
つるんと剥けることもあります。力を入れすぎたり、皮を破いたりするとそこから煮崩れることも。大事に大事に!
-
6
こんな感じに剥けますよ。でもまだ煮ません。ごめんなさい。今日もこの後ほったらかしです。
-
7
また1日水に付けて、あくを抜きます。皮や筋が柔らかくなり優しく擦ると余分なものが取れて綺麗になります。
-
8
いよいよ煮ます。水はゆったり栗が浸かるぐらい、あれば小さじ1の重曹またはベーキングパウダーを入れて煮ます。なくても大丈夫
-
9
ここでポイント!沸騰したらグラグラはNG。弱火で40〜50分蓋をせずに煮ます。ちょっと煮汁舐める渋い!渋皮と言われる訳ね
-
10
1回目はこんな感じ。濁りがあります。ザルに返さず煮汁をこぼし水を入れます。鍋についたあくも綺麗にして2回目!
-
11
今度は重曹は省略してもしなくてもどちらでも。だいぶ綺麗になりました。おっと湯気でくもりました。
-
12
3回目、もう重曹入れずに煮てください。煮汁が赤ワインの様になったらOK!まだ濁りが有れば4回目を。
-
13
水で洗ってボールにあげます。煮汁を200CC程取っておき、次のシロップに入れると栗の色が濃くなります。お好みで。
-
14
こんな筋があるものもあります。ここで綺麗に取っておきましょう。ボールにあげてしばらく置いた方がシロップが染みやすいです。
-
15
シロップを作ります。1.5リットルに対して砂糖400gくらいお好みで。砂糖が完全に溶け、一煮立ちすればOK。栗投入!
-
16
ここも弱火、お好みで塩やだし醤油を入れるのもグッド。ワインやブランデーを回し入れると高級大人の香りの仕上がりです。
-
17
シロップが3分の2くらいに煮詰まったらあとは一晩ほっておきましょう。冷める時に味が染みます。朝には美味しい渋皮煮の完成!
-
18
渋皮のタンニンの効用
肌の張りみずみずしく保ち、シミを防ぐ効果 老化防止効果 生活習慣病の予防効果などありますよ!
コツ・ポイント
お茶受け、お弁当、ケーキにのせてもいいと思います。余ったシロップは、ヨーグルトに入れたりパンケーキにかけたりすると美味しさUP!美肌美白、活性酸素除去などいいこといっぱいです。