皮付きのタケノコが出回る時期には、大鍋でヌカを入れて茹でます。ほんのりとした香りと歯ごたえは、この季節だけの贅沢です。このレシピの生い立ち 母がやっていた、昔ながらの茹で方です。 面倒でも、この時期のタケノコだけは、こうやって時間をかけて下茹でして食べます。 薄切りにして味噌汁や、くたくたの煮込みうどん(醤油味)に入れたり、子供の頃、母に作ってもらった味、そのままです。
- タケノコ(皮付き) 2本
- 米ぬか 一つかみ
- タカノツメ(唐辛子) 1本
作り方
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1
大鍋で時間をかけて茹でるので、せっかくなので一度に2本茹でます。
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2
皮付きのタケノコは先を斜めに切り落とします。
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3
タケノコに縦に切り込みを入れます。
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4
大鍋にタケノコがかぶるくらいの水を入れて、タケノコを入れます。
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5
米ぬか一つかみとタカノツメを1本入れます。
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6
タケノコが浮かないように落し蓋をして火にかけます。
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7
吹きこぼれやすいので、沸騰したら弱火にして、茹でます。茹で時間は、大きさにもよりますが、1時間程度です。
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8
火を止めて、そのまま冷まします。
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9
冷めたら、洗って皮を剥きます。
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10
保存しやすいように半分に切ります。
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11
水につけて保存します。ラップをして冷蔵庫に入れて3~4日くらい大丈夫です。美味しいので、3~4日の間には食べきれます。
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12
定番の若竹煮は絶品‼ 茹でタケノコを食べやすく切って、ワカメと共にだし汁と味醂で煮て、仕上げに少し醤油を垂らします。
コツ・ポイント 筍は、掘ってから時間が経つとアクが強くなって、えぐみが出てくるので、皮付きのタケノコを買ったら、できるだけ早く茹でておきます。 茹でる時は、米ぬか入っているので吹きこぼれやすいので、加熱中は離れないでください。