お魚の塩焼きは塩使いがポイントです。いい塩梅を押さえましょう! しめじご飯にはえのきだけも入れました。
このレシピの生い立ち
新鮮な秋刀魚は、ほろ苦い腸までおいしくいただけますよ。腸を肴にしていた一色さんは「さすが、るりるり。わかってる—」と喜んでくださいました。
昔から「香り松茸、味しめじ」といわれるほど、うまみの多いしめじは炊き込みごはんにしました。(るり子)
材料
- しめじご飯
- 米 2合
- しめじ 1パック
- えのきだけ 1/2袋
- 油揚げ 1枚
- しょうが 適量
- なめ茸(瓶詰) 大さじ3
- 酒 大さじ2
- 薄口しょうゆ 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 秋刀魚の塩焼き
- 秋刀魚 2尾
- 塩 小さじ2
- 酒 小さじ2
- 大根おろし 適量
- かぼす 1個
- 「妖怪アパートの幽雅な食卓」レシピ考案 野口玲子
作り方
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1
しめじご飯を作ります。しめじは石づきを取り除き、えのき茸は根本を切り落とし、それぞれ長さを3等分します。
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2
油揚げは軽く湯通しし、細かく刻みます。しょうがは千切りにし、水に放おっておきます。
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3
炊飯器にといだ米と酒、薄口しょうゆ、塩を入れ、水を規定量まで加えてから、しょうが以外の材料となめ茸を加え、炊飯します。
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4
炊きあがったら軽くほぐし、しょうがを混ぜこみできあがりです。
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5
サンマは冷水で洗い水けを拭き取って、塩をまぶす。15~20分おき、出てきた水分を拭き取ったら、酒を塗り、軽く塩をふります
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6
温めておいたグリルやロースターなどで強火で8~10分焼きます。
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7
頭が左、腹が手前になるように器に盛り、大根おろし、4分の1に切ったかぼすを添えて、しめじご飯と一緒に召しあがれ。
コツ・ポイント
塩かげんは「塩ふり3年」という言葉もあるほどで、プロでも均一に味をつけるのは難しいものです。「肉は重量の約1%の塩を焼く直前に。魚は2~3%を10~20分前に」と覚えておくと役に立ちます。