見ても食べても本格的だけど、作るのは超・簡単お手軽キムチ。手も道具もほとんど汚さずに、クリーンに作れます。ポイントはほぼすべての材料が、近所のスーパーで手に入るレシピというところと、けっこういい加減に作ってもおいしいってところ。このレシピの生い立ちスーパーのキムチも美味しいけれど、化学調味料の味で食べた後に舌が焼けるのがちょっとイヤ。でも本格的なキムチはなかなか手に入りにくいので、自分で作ろうと思ったのが始まり。ネットと文献を調べまくり、日本人の舌に合う、かつ本物っぽいキムチを、楽チンに作れる方法を模索。結果このレシピに行き着きました。作り方もレシピも、結構めちゃくちゃかもしれませんが、科学的検証を行ってレシピを作成してます。
- 白菜 1kgくらい
- 塩 白菜の分量の3%
- 大根 100gくらい
- 人参 100gくらい
- にら 市販の1/2束くらい
- ヘテ唐辛子 30g
- 一味 大匙1
- オキアミ塩辛 大匙1
- 酒盗(カツオの塩辛) 大匙1
- にんにく 30g(すりおろし)
- 生姜 にんにくの1/3量(すりおろし)
- ごま 大匙1(無くても良し)
- りんご 1/4個(すりおろし)
- ナンプラー 大匙2
- オイスターソース 大匙2
作り方
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1
白菜を縦に切る。丸を四等分に切り、根元に砂など噛んでないかよく見ながら水洗いする。水気を切ってから重さを測る。水は厳密に切る必要はない。
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2
水を含む白菜の重さの3%の塩を用意する。白菜の根元を中心に、葉の間に塩を振っていく。途中で塩が足りなくなっても、追加はせず、振ったところからこそげてきて何とかする(笑)。塩が回ってきたら、ちゃんと満遍なく味がつくから、あまり神経質にならずに適当に。
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3
塩が降れたら、ジプ○ックなどの密閉袋に入れ、可能な限り真空状態にする。塩降りに使ったボウルに水や塩が残っていたら、それも一緒に全部入れる。
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4
24時間置く。水が出てくるまでは隙間があり、真空状態にすることで気圧によって重石をしていることになるので、簡単に塩漬けにできる。
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5
大根、人参は2mm角(チンジャオロースーのたけのこと同じくらい)に切っておく。切り目は縦目に、長さは5cm前後で適当に。ボールにナンプラー、牡蠣油、塩辛と混ぜておく。
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6
24時間後。白菜の水分を搾る。白菜の質によって、出来上がりの重さが100g単位で変わって来るけど無視。合わせ調味料に、3cm長さのニラとゴマを入れて混ぜて10分置く。
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7
白菜の葉と葉の間に合わせ調味料をはさんでいく。けっこう量があるのであまったら上に乗せる。葉の一番外に調味料を塗るのを忘れがちなので、ちゃんと塗っておく。
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8
ジプ○ックに入れて、3日目から食べられる。保存料が入ってないので、出来上がりからできれば二週間ほどで食べきりたい。それ以降は火を通す料理に使う。
コツ・ポイント僕は日本人なので、日本人の舌に合う味を目指してレシピ作成しました。とはいえ、偽物っぽいのは嫌い。本物っぽいのが好き。味も見た目も。というわけで、デザイナーズ・キッチン風キムチなのです。白菜を水にさらさないのがポイントかも。