温かいインドのライスプディングキール

お米と牛乳で作るインドの温かいおやつ。カルダモンの香りと、控え目な甘さが、とろける美味しさと幸せ気分の秘けつです。
このレシピの生い立ち
帰省すると母や叔母さんに作ってもらっているライスプディング。教わったレシピを自分で作ってみたら、とても美味しくできあがりました。カルダモンの香りはリラックスに、甘い牛乳のおやつは、寒い日にいただくと、おなかも気持ちも温かくなります。

材料

  1. 牛乳 500cc
  2. お米(日本のお米も大丈夫) 大さじ1
  3. ピスタチオ 10粒くらい
  4. 干しブドウ(なくても可) 小さじ1
  5. 砂糖 大さじ1
  6. カルダモン(なければお好みのジャムを代用。この場合、砂糖は不要です。) 3粒、もしくは小さじ1/4
  7. お米は、日本のお米、バスマティライス、どちらでも美味しく出来上がります。
  8. ピスタチオがなければ、アーモンドが立派な代用になります。

作り方

  1. 1

    今回の材料です。牛乳は耐熱容器に入れて、沸騰直前になるまで電子レンジで温めます。お米は洗い、しばらく水につけておきます。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方1写真
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    カルダモンを皮から取り出します。

    粉末のカルダモンをお持ちの方はそのままお使いください。

    ない方は次の手順へ。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方2写真
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    ピスタチオは、すり鉢で粗く砕きます。レーズンは細く、2~4等分に切ってください。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方3写真
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    お米も、すり鉢で軽く砕きます。少しぐらい粒が残っても大丈夫。僕の叔母は砕かず粒ごと使って作るので、それもOKです。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方4写真
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    電子レンジにかけた牛乳が温まったら、砂糖とお米を加えて混ぜます。それから火にかけてください。

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    中火にかけて、底が焦げないよう、しばらく混ぜます。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方6写真
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    5分ほどしたら、カルダモン、レーズン、ピスタチオを加えます。カルダモンがない方は、入れずに作業を続け、手順12をご参照。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方7写真
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    お鍋をフツフツとさせた状態でじっくり煮込むと、20分もしないうちにお米が牛乳を吸っていきます。

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    お米がやわらかくなり、全体にとろみが出てきたら出来上がり。ヒンディ語で、Kheer(キール)と呼ばれるおやつです。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方9写真
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    分量外の砕いたピスタチオを飾り、温かいうちにお召し上がりください。冷やしてから頂いてもおいしいですよ。

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  11. 11

    水分量は、お米がよく出来上がった後、牛乳を加えたり煮たりして、お好みに加減してください。水分多めも結構美味しいです。:)

  12. 12

    カルダモンがない方は、洋風ですが、手順10にお好みのジャムを添えてお出しします。召し上がるときに混ぜて食べると格別です。

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方12写真
  13. 13

    2012年10月24日、「話題のレシピ」に掲載されました。

    皆さんに大変感謝しております。:)

    • 温かいインドのライスプディング:キール作り方13写真

コツ・ポイント

砂糖は大さじ1を加えた後、手順9の味見で必要に応じて加えてください。ただ、甘さは控えめの方が、上品な味の出来上がりになると思います。冷やす場合は、甘みを少し多めに加えたほうが美味しいです。

出来たても、冷えたものも、どちらも美味しいです。

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お米(日本のお米も大丈夫) / カルダモン(なければお好みのジャムを代用。この場合、砂糖は不要です。) / ピスタチオ / 干しブドウ(なくても可) / 牛乳 / 砂糖

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