梅シロップ作りでの疑問点を解決すべく、7/3に検証実験をしました。まだ続行中。
このレシピの生い立ち
梅シロップ作りの疑問点を解決したく、検証をしています。まだ進行形。
8/11完結。
材料
- 青梅 5 kg
- 白砂糖 梅と同量~7,8割(今回は梅の6割、3 kg)
- ガラス瓶 容量最低5リットル(今回は8リットルのを2つ)
作り方
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1
検証1:ガラス瓶は消毒(熱湯消毒やアルコール消毒)が本当に必要?
塩素消毒された水道水で洗浄すれば十分ではないか? -
2
洗剤は使わず、水道水でガラス瓶の内部をよく洗い、逆さにして水分を除去。布巾で拭いてません。内部は完全には乾いていません。
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3
検証2:梅は本当に布巾などで水分除去が必要?
拭き取る際に、ばい菌が付くほうが心配。 -
4
梅は水道水で洗い、ヘタを取り、水道水で再度洗い、ザルにあげました。布巾で拭いていません。
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5
梅は完全に乾いていません。下にある梅はかなり濡れています。
この状態の梅を上記のガラス瓶に入れ、梅シロップを作りました。 -
6
各ガラス瓶に梅2.5 kg、砂糖1.5 kg。
まず梅を1/3(800 g)入れ、砂糖を1/3(500 g)入れ、 -
7
梅を1/3、砂糖を1/3、最後に梅1/3、砂糖1/3入れて、完了。
ちなみに、石鹸でよく洗った素手で梅を入れました。 -
8
冷暗所で保存しました。
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9
6/3に漬け始め、三日後(6/6)の状態。まだ瓶を振っていません。
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10
初めて振りました。
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11
四日目(6/7)の状態。また振ることにしました。
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「振る」とは、テーブルや床に新聞紙を敷き、ガラス瓶を傾けて、転がすこと。空中で振ると、危ないので。
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13
振った直後。
今後の予定:毎日、状態を観察、一週間後7/10に味見。梅の酸っぱさが出ていれば、10日後くらいに梅を出す。 -
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7/7、いったん公開しますが、無事完成するまで更新し続けます。
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残る疑問:
1.梅を冷凍すべきか?
2.梅に竹串などで穴を開けるべきか?
また、包丁で半分などに切るべきか? -
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どちらも梅の雑味、苦み、えぐみが出やすいのではないか?
ちょっと怖くて試してません。 -
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7/9の状態。液に浸かっていない部分が茶色に変色。
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18
底に沈んだ砂糖が溶けるよう、よく振りました。
もっと簡単に梅シロップを作れないか・・・と考えつつ。 -
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8/10の状態。底に沈んだ砂糖の量が少しは減りました。一週間経ち、今日は味見することにしました。
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発酵の兆候は、なし。変色が痛々しい!
味見すると、独特の酸っぱさが出ていました!あともう少し! -
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梅のカサを減らそうと、お玉で少し押し付けました。やり過ぎは禁物。液が濁ります。また雑味が出やすくなると思います。
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8/11の状態。8/12、8/13(10日後)くらいに梅とシロップを分けようと思っていたのですが、8/11夕方にチェック
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すると、濁っていました。8/10にお玉で押し付けたのが原因かも。酸っぱさも出てるので、分けることにしました。
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5 kgの梅から4リットル程度、シロップができました(親戚にあげる分は写真に載っていません)。
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残った梅とガラス瓶の底にたまった砂糖で、梅ジャムも作りました。「梅ジャムを梅シロップ作りで残った梅で作る」をご参照!
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見てくれは悪いですが、すっごく美味しいです。梅シロップを水で薄めて、梅ジャムを少し入れて飲むと最高~。
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結論: ガラス瓶をアルコール消毒、熱湯消毒する必要はないと思います。水道水で洗えば、十分。また内部を完全に乾かす必要も
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なく、逆さにして水分を取れば十分です。梅も水道水で洗って、ザルにあげれば、多少濡れていても大丈夫。布で拭き取る必要なし。
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今回に限らず、何年もこの方法で問題はなかったです。また、今回確認できたのは、砂糖の量は、梅の6割程度で十分ということ。
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梅と同量~8割程度入れると、底に大量に溜まって、始末が大変。
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また、今回再確認したのは、梅をお玉で押さえつけるなど、物理的刺激を与えると、シロップが濁って良くないということ。
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多分、えぐみ、灰汁、雑味も出やすくなると思います。ゆっくり瓶を振る程度に抑えないと。