手間暇かけて作る秋のおやつ。栗の風味を楽しむ為、洋酒は入れません。
材料
- 栗 500g
- 重曹 小さじ1弱×4
- きび砂糖 360g
- 水あめ 大さじ1
作り方
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1
<1日目・朝>
鍋にたっぷりの湯を沸かし、洗った栗を投入。火を止め、鍋の蓋をしてそのまま冷めるまで放置する。 -
2
<1日目・夜>
渋皮を傷付けないように包丁で軽く切り込みを入れて鬼皮を剥く。座は残しておいてOK。剥いた端から水に浸ける -
3
2の続き・鍋に2の栗とたっぷりの水、重曹小さじ1弱を入れて火にかける。沸騰したら弱火で12分煮て消火、蓋をして一晩置く。
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4
<2日目>前日のゆで汁を捨てる。水を張った大きなボウルに栗をそっと移し、水の中で大まかに栗の筋を手で取り除く。
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5
鍋に4の栗とたっぷりの水、重曹小さじ1弱を入れて火にかける。沸騰して来たら弱火にして5分コトコト煮る。アクは取る。
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6
ゆで汁を捨て、栗に当たらないよう鍋に水を注ぐ。指の腹で栗の表面をこすって筋を取る。綺麗にした栗は水を張ったボウルに入れる
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7
5と6の作業をあと2回行う。回を重ねる毎に筋が取れてつるつるになって行く。手順2で残しておいた座もこの過程で取り除く。
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8
<重曹を抜く作業>鍋に綺麗になった栗とたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で3分煮る。
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9
8の続き・湯を捨て、また水を入れて沸騰させ、弱火で5分煮る。その後、湯を捨てて水にさらす。
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10
<味付け>鍋に栗、栗がひたひたに被る位の水を入れて火にかける。沸騰したら砂糖の半量を加え、落し蓋をして弱火で20分煮る。
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11
一旦消火して放置。鍋が冷めたら残りの砂糖と水あめを加え、落し蓋をして弱火で20分煮て消火。
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12
まだ熱い内に栗と煮汁を清潔な瓶に入れる。煮汁が余ったら汁のみ煮詰めて瓶に全部入れる。常温で冷ましてから冷蔵庫で保存する。
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13
食べ頃は3日目以降から。一度瓶の蓋を開けたら2週間以内に食べ切る。割れた栗はお菓子やパンに混ぜても美味しい。