栗の渋皮煮重曹番茶であく抜きをします

※2010.10 分量、変更しました。番茶であく抜きすると美味しいよ、とお義母さんから教えてもらったレシピです。
このレシピの生い立ち
お義母さんが秋に作って冷凍したものをお正月のおせちと一緒に出してくれていたもの。私の実家は甘露煮派だったので、初めて食べた渋皮煮のあのワイン色のシロップにひと目惚れ(><)。お義母さんに教えてもらい、少しアレンジしました。煮汁を煮詰めたシロップと、番茶であく抜きした方が美味しいよ、というお義母さんのこだわりは私も守ってます(^^)v。

材料

  1. 1kg
  2. 重曹 大さじ1
  3. 番茶 大さじ8
  4. 三温糖 300g
  5. 砂糖 200g
  6. 少々

作り方

  1. 1

    栗を洗い、鬼皮がむきやすくなるよう、半日以上水に浸ける。この時、水に浮いている栗は虫食いです。栗ご飯や、砂糖醤油で煮たり、他のお料理に使ってください。

  2. 2

    栗の鬼皮をむく。内側の渋皮を傷つけないように、加減が必要です。むいた栗から水に浸けましょう。渋皮に傷がついてしまったら、こちらの栗達も他のお料理へ。綺麗な煮汁(シロップ)にするためです。

  3. 3

    むき終わったら、重曹大さじ1と栗がかぶる位の水を入れ、一晩おく。重曹のお水は火にはかけません。

  4. 4

    一晩おいたら、3の重曹を入れたお水を捨てる。鍋に栗とひたひた位の新しい水、番茶大さじ4(残り大さじ4は2回目のあく抜きに使います)を入れ、20分位煮る。グラグラ煮立てないこと。

  5. 5

    栗を1粒ずつ水で丁寧に洗う。この時、楊枝を使って余分な渋皮の筋を取る。番茶のあく抜きは2回するので、ここで無理に筋を取らないで。軽く洗って取れる皮、筋だけ取って。

  6. 6

    4,5をもう一度繰り返す。2回目のあく抜きの後は、余計な渋皮や筋も簡単に取れます。水で洗い流します。

  7. 7

    水洗いした栗を、水だけで20分煮る。

  8. 8

    お湯を捨て、新しい水に替えて2時間以上おく。

  9. 9

    やっと煮含めです。鍋に栗、ひたひたの水、三温糖、砂糖を入れ火にかけ、沸騰したら弱火で20分煮含めて冷ます。

  10. 10

    鍋から栗をそーっと取り出し、煮汁を煮詰める。塩を加え、煮汁が半分位に煮詰まるまで煮る。

  11. 11

    煮詰めた煮汁を少し冷まして落ち着かせ、10で取り出した栗を入れる。

  12. 12

    ※冷凍できます。浅いタッパーに栗を並べて、煮汁を流して冷凍庫へ。食べたい分だけスプーンで煮汁と一緒にすくって自然解凍。煮汁はお砂糖たっぷり煮詰めてあるので、冷凍しても簡単にスプーンですくえますよ。

コツ・ポイント

あく抜きの方法が変わってます。重曹の水に一晩浸けて、その後は重曹ではなく番茶で煮てあく抜き。お茶の葉が膨れるので、気持ち大きめのお鍋がいいです。昨年までは砂糖8割でしたが、お義母さんのレシピの栗の量の半分にしました。

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三温糖 / / / 番茶 / 砂糖 / 重曹

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