はっさく、あまなつ、ぶんたん、グレープフルーツ・・・皮が捨てられなくなる~このレシピの生い立ち母が友人から教わったとのこと。大雑把に聞いたものを、作りやすく分かりやすいように、レシピにまとめました。
- 柑橘類の皮 好きなだけ
- 砂糖 皮1個分につき60~80gくらい
- グラニュー糖、チョコレートなど 仕上げ用
作り方
-
1
皮を用意する。四つ割りくらいに包丁で浅く切り込みを入れてから皮をむく。<今回は甘夏2個とサマーフレッシュ1個>
-
2
皮の表面をピーラーで薄くむく。縦に細長く3~4つに形よく切り分ける。
-
3
内側の白いわたの部分を、筋とほわほわしたところを包丁で削ぎ取るように、少し整える。(整えるだけ。わたの部分は残しておく)
-
4
フライパンに皮とかぶるくらいの水を入れ、火にかける。沸騰してから5分くらいで茹でこぼす。
-
5
もう一度くりかえす。(わたの白い部分が、一度目ではだいたい、二度目で全部半透明になるように茹で時間は調整する)
-
6
一度しっかり水気を切って、重さを量り、砂糖の量を決める。同量~8割くらい。<今回は280gの8割で230gくらい>
-
7
フライパンに、皮とひたひたの水、砂糖の3分の1くらいを入れて中火にかける。
-
8
フタは少しずらし、ふきこぼれないように火加減を調節しながら、ぐつぐつゆっくり煮ていく。
-
9
10~15分ごとに、残りの砂糖を3分の1くらいずつ加える。途中で煮詰まってきたら、水を足す。
-
10
水分が少なくなってきたら弱火にし、フタを取って様子を見ながら水分をとばしていく。
-
11
シロップがほぼなくなったら、オーブンシートを敷いたトレーに取り出していく。
-
12
あとは好みで仕上げる。ゼリーのようになっていて、そのままでもきれいで、美味しく食べられる。
-
13
砂糖がけにするときは、すぐにグラニュー糖をまぶすとたっぷりつき、風通しのよいところで乾かしてからまぶすと軽くつく。
-
14
チョコがけのときは、ほぼ乾いてから、湯煎で溶かしたチョコをつけてオーブンシートの上で固まるまでおく。
-
15
夏などチョコがけを冷蔵庫へ入れると白っぽくなるので、チョコがほぼ固まりかけたところで、ココアパウダーをまぶして仕上げる。
-
16
日にちがたつと、白っぽく乾いてくるけれど、もう一度水を加えて煮込み、仕上げ直すこともできる。
-
17
パンやケーキに焼きこんだり、レーズンと一緒にラム酒やブランデーに漬け込んでも☆
-
18
コンロに自動消火機能があるなら、最後はフタをしたまま弱火で放っておくと、ちょうど出来上がりで火が消えるので便利です♪
コツ・ポイント*<手順3>シロップを含むとぽってり膨らむので、文旦やグレープフルーツなど厚みのある皮は少し薄くしておく。そのままで分厚いゼリーに仕上げても美味しいです☆トップの写真のは、紅甘夏と宇和ゴールド。皮によって、色が違うのもきれいです。