昔々に出版した「本日開店ミニパンやさん」のリメイク版レシピ。お子様の一口おやつに!マグネットなどの雑貨に!楽しんでね。このレシピの生い立ち1997年出版の本。もう店頭にはありませんが時々作品を発表するとレシピを聞かれるので、リメイクしてこちらに掲載しました。最近はミニパン雑貨も流行っていますが、当時ミニパンの本はなく、この本が元祖でした。よろしければ参考にしてください。
- 強力粉 100グラム
- 薄力粉 50グラム
- 上白糖 20グラム
- 塩 ひとつまみ〜ふたつまみ
- *塩(食べずに雑貨用にするには) 小さじ1を加えて防腐効果
- サラダオイル 20グラム
- 水 70cc
- インスタントドライイースト 小さじ1/2
- 黒ゴマ 目に使う
- 水溶きココア 顔を描くのに使う
- (お好みで溶き卵) 照り玉すると美味しそうになるよ
- けしの実 適量
- スプリンクル 適量
- 水溶きココア 描くためのもの
- *(雑貨にするには) (ニスやボンド,マグネット)
作り方
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1
実は今からなんと、20年前の私の児童書(絵本)です。岩崎書店「本日開店ミニパンやさん」のレシピから抜粋します。
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2
塩は、長期保存の場合この分量(小さじ1)で。お召し上がりの場合は少し減らすと良いでしょう。ひとつまみ〜ふたつまみほどに。
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3
上記の通り、材料を用意します。
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イーストを水に振り入れます。
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5
大きめのボールに、イースト以外の材料をボールで全て混ぜ、そして、イーストと水を加えます。
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ヘラでしっかり混ぜ合わせます。
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だんだん、まとまってきます。
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ひとかたまりになってきたら、ヘラから手に変えます。
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9
10分ほど、手でよく練りまぜ、こねます。
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フードプロセッサーを使っても大丈夫です。(数分でこね上がります。)
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その後も、また手でまとめます。
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12
ひとかたまりにします。
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1次発酵。といっても、ラップをかけたりビニール袋に入れて、室温で30分休ませる程度で大丈夫です。
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14
30分後、3分割します。
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15
それぞれを10分割します。合計30個になります。(乾燥しやすいので霧吹きをすると良いでしょう。)
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30個のお団子を、綺麗に丸めます。この作業にかなり時間がかかるので、これが2次発酵の時間となります。
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17
一度に作るのは大変なので、20個はタッパーやビニール袋に入れて冷蔵庫へ。10個だけまず形を作ります。
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18
1個が約8〜9gですが、だいたいの重さででかまいません。大小色々あっても楽しいので。
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19
右側の5個を、6〜7センチくらいまで細長く伸ばしてみましょう。
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そして、こんな風にして、、、
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21
一番上は結んだもの。2〜4番目はねじったもの。一番下はぐるぐるっと巻き、終わりは水をつけてしっかり止めたものです。
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22
左側の5個は、デザインカッター(綺麗なカミソリ)やはさみで切り込みを入れたり、ゴマや けしの実を水でつけたりします。
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23
先に10個焼きます。オーブン180度。
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24
柔らかく焼いておやつにしたければ10分。硬く焼いて雑貨などにしたければ15分ほど焼いて焦げないように様子を見てください。
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25
次の10個を冷蔵庫から出して今度は動物を作ります。小さい耳パーツなどに分け、丸めて水をつけ、つまむように接着します。
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26
亀は頭・手足・尻尾・甲羅 に、パーツを分けます。はりねずみはハサミでちょきんちょきんと。
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27
最後は動物でなく、エピにしちゃいます。これも、ちょきんちょきんと切って右左へと交互にずらしていきます。
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水をつけながら、黒ごまを目につけていきます。亀の甲羅にはけしの実を水でつけました。
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29
この段階で、ゴマを目につけずに、焼いた後に水溶きココアで描いても良いです。他にも色々な動物を作ってみてね。
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30
オーブン180度。柔らかいおやつパンとして焼くには10分。
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31
かたく焼いて、雑貨などにするには15分焼きます。焦げないよう注意。
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32
焼きあがりました。
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33
最後の10個を冷蔵庫から出します。1個分のパン生地をさらに3等分してもっとミニミニパンを作ります。
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3等分にした生地を、細長く伸ばします。
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35
結びました。
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次の1個をまた3等分し、伸ばしてねじって、ツイストに。
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さらに次の1個も3等分に。
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くまを3匹作りました。
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次の3等分した生地には、丸めて切り込み(クープ)を入れました。
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40
5つめも3等分したら、3匹のうさぎに。
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水をつけながら、ゴマで目をつけましたが、焼いた後に水溶きココアで爪楊枝を使って目を描いても大丈夫です。
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残りの5個もそれぞれ3等分して全部で30個できました。雪だるまには スプリンクルも押し込みました。
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180度で(小さいので)8~10分。硬く焼いて飾りや雑貨にするなら15分。焦げない程度に焼きます。
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極小サイズ(1個約3グラムのミニミニパン)が、焼きあがりました。
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水溶きココアを、つまようじなどで描けばヒゲなどを描くことができます。目をゴマの代わりに描いても良いです。
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口元も。
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奥のパンが一つ9グラム。手前のミニミニパンが一つ3グラムの生地。こんな感じに焼きあがりました。
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パンをしっかり乾燥させて、表面にニスを塗って雑貨にしてもよいです。その場合、お子様のお口に絶対入らないように注意!
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裏にマグネットやブローチのピンをボンドでつけます。冷蔵庫に晴れたり、お洋服につけたりできます。
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ただし!雑貨用パンは、永久的に保存できるという保証はありません。しばらくの間だけ楽しんでください。
コツ・ポイント細かい作業がしやすい配合と工程になっています。パンの表面が乾きやすいので、常にラップをかけて作業してください。パン生地同士をつけるときやゴマをつけるときなどは、必ず水をつけてください。