扱いやすい極上こしあんコツ満載

こしあんのこし袋を作ります。私の手ぬぐいは100均で購入しました。さらしがあればさらしで作ってください。

長い長方形の手ぬぐいまたはさらしを半分に折り、口になる部分の5〜6cm下から袋状に2辺返し縫いにします。

袋状になったら裏返します。縫いしろの部分が内側になって入ればいいです。縫い目が粗いとあんが流れてしまうので注意しましょう

裏返した上からも、もう一度細かい目で縫います。こうすると、こしてもあんが縫い目から出ません。

こし袋のできあがりです。最後に縫った面を外側にし、中にあんを入れて使います。使用後は洗って、日に当てて乾かしましょう。

1〜5の工程はレシピでは手縫いですが縫い目が粗くなりそうな方はミシンでも全然大丈夫です。

こしあんを作ります。こしあんは潰して皮を除くので少し虫食いの豆が入っていてもいいです。色の変わった豆、ゴミは取り除きます

小豆をたっぷりの水に入れて洗い、浮いてきた虫食いの豆やゴミを取り除くようにして洗います。

洗った小豆をザルにあげて水をきります。

小豆を鍋に入れて、小豆がじゅうぶんに浸るくらいの水を入れて強火にかけます。

煮立って4〜5分したら水約カップ1を注ぎます。これをびっくり水ともいい、豆のシワがのびます。

再び煮立ったら5〜6分間ゆでて、汁を捨ててザルにあげます。これを渋きりといい、小豆の渋みがぬけます。

渋きりしたザルごとたっぷりの水にしばらく浸し、小豆についた渋やアクをしっかりととります。

13の水けをきり、鍋に戻します。再び豆がじゅうぶんに浸るくらいの水を注いで強火にかけます。

煮立ったら少し火を弱めて浮いたアクをすくいます。

コトコト煮立つ程度の火加減で豆を柔らかく煮ます。一粒取り、親指と小指で挟んで押し潰れればよいです。

重要ポイント1

小豆を潰す指が力が入りやすい指だとすぐ潰れてしまうので柔らかさを確認するため力が入りにくい指にしましょう

ザルの下に大きなボウルを当て、16を汁ごとザルにあげ、細い流水をかけ小豆を玉じゃくしの背でこすり潰し中身をこしだします

重要ポイント2

中身をこし出す時は力をググッと入れないとこせません。諦めずにしっかりと力を加えてこしましょう

ザルには皮だけが残るようにします。皮は捨てボウルにこし入れたものがこしあんになります。ザルに白い粒が少々残ってもいいです

ザルを取り、10分間ほどおいてこしたものを沈殿させます。上澄み液を静かに捨てて、もう一度口までそっと水を注ぎ沈殿させます

画像のようにボウルの上澄み液が透き通ってきたら再び上澄み液を捨てます。

20の上澄み液を捨て、沈殿させたものを濡らして絞ったこし袋に移します。袋の下にはボウルとザルをおきます。

ふくろにいれたあんに水を流し入れて少しさらし、袋の口をまとめます。

こし袋の口をしっかりとねじって閉じ、あんの水けを絞ります。斜めにした板の上などにのせ体重をかけてさらによく水けを絞ります

23の生あんを袋から出して鍋に入れ、砂糖と混ぜます。弱火にかけ、木べらで底から返すようにして焦がさないように練り、煮ます

重要ポイント3

こしあんを焦がしてしまうともったいないです。目をはなさずに、木べらでこすって練りながらにましょう

水けをとばすようにして底をこすりながら練り続けます。木べらでこすって鍋底が見えるようになったらできあがり。

バットなどに広げて冷まします。冷まして少しおくようなら堅く絞った濡れ布巾をかけておきましょう

このこしあんを使ったレシピID19478369＊簡単本格的どら焼き＊