お椀のこんがり焼いたお餅にジュっとかけていただきます。
きつね色になったところがふにゃっとなって毎日食べても飽きません。
このレシピの生い立ち
熊本・八代地方で母が作っていたお雑煮ですがどうも熊本伝統のお雑煮とは違うようです(謎
母のオリジナルなのでしょうか?
他界しているので聞けずにいます。
私が小さい頃はもろぶたにびっしりと近所でついてもらった丸餅が並んだものを使っていました。
材料
- 鶏ガラスープ
- ・鶏ガラ 1羽分
- ・水 11カップ(2,200cc)
- A 調味料
- ・醤油 大さじ3(45cc)
- ・酒 大さじ2(30cc)
- ・塩 小さじ1
- 具
- ・ごぼう(ささがき) 1本
- ・人参(ささがき) 1/4本くらい 30~50g
- ・鶏肉(もも or 胸) 1/2枚 100~150gくらい
- お餅 好きなだけ
作り方
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1
鶏ガラは水で中の血や残っている内臓を洗い流します。
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2
ボウルに鶏ガラを入れ熱湯(分量外)をかけて臭みを抜きます。
すぐにお湯は捨てます。 -
3
鍋に水(お湯ではない)と鶏ガラを入れ沸騰直前まであくを取りながら強火にかけます。
鶏ガラが水から出るようなら時々裏返す。 -
4
あくを取るときは油も取れてしまうので、鍋の上で少し振って油を落とします。
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5
沸騰しないように火を弱めて1~2時間加熱します。
右上に浮いているのは⑦の鶏皮。
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6
加熱している間に具の用意をします。
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7
鶏肉は皮を取って一口大より小さめに切ります。
取った皮は⑤に入れちゃいます。
※皮は好みでそのままでもOK。 -
8
ごぼうの皮を軽く剥きます。(100均のピーラー手袋使用)
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9
ピーラー手袋がない時は包丁の峰(刃の反対側)で皮をこそげます。
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10
ごぼうはささがきにして水を張ったボウルに入れてざるにあけます。
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11
人参は縦十文字に切れ目を入れてささがきにします。
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12
根元に近づいてきて太くなったら更に切れ目を足してささがきにします。
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13
短くなってささがきがしにくくなったら適当に薄切りにします。
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14
⑤から鶏ガラと鶏の皮を取り出します。
残骸が残っていたらあく取りやすくい網で取り除きます。
多少残っても大丈夫。 -
15
⑭の鶏ガラスープに準備した具を入れます。
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16
Aの醤油と酒を入れ、味を見ながら塩を足します。
あくを取りながら10~20分程煮ます。 -
17
お餅をこんがり焼いてお椀にいれ、⑯をかけて出来上がり。
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18
醤油と塩の代わりに浅利佐助商店の比内地鶏スープ使ってもおいしいです。
濃縮タイプなので味を見ながら入れて下さい。 -
19
本当は濃い色にしないため薄口しょうゆを使い塩は少なめにします。
でも普段薄口しょうゆは使わないので…. -
20
普通にスープとしてもおいしいです。
色々具材を足してアレンジできると思います。 -
21
味付けする前のスープは卵やニラの中華スープや雑炊のベースにしてもおいしいです。
コツ・ポイント
沸騰してしまったら仕方ないけど(笑)
醤油と塩は最初少な目に入れ、味を見ながら足していく。
鶏の皮は油が出るので捨てないで鶏ガラスープに入れる。