高級品のコノワタ(ナマコの内臓の塩漬け)が意外と簡単にできました!ちなみに三河のコノワタは日本三大珍味の1つですよ。
このレシピの生い立ち
砂出しが面倒だったので、コノワタを作りませんでしたが、漁師さんから砂出しのコツを教えてもらいました。ちなみに内臓のモジャモジャは生殖巣です。腸と同様に食べられます。
材料
- ナマコ 4尾
- 塩 小さじ1(好みで調節)
作り方
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1
モジャモジャした方がナマコの口です。口を1~2cm切り落します。切り落す長さは内臓が出てくればOKです。
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2
胴体を握って内臓を押し出します。
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3
内臓をつかみ、胴体からゆっくり引き抜きます。内臓の末端が胴体についている状態で次の作業を行います。
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4
内臓に砂が入っていますので、口から肛門側に砂を押し出すよう腸をしごきます。砂が肛門側に抜けてきたら、腸を手でちぎります。
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5
上手に砂が抜けるとこんな感じになります。
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6
砂が混じってしまった場合は、内臓をザルにあげ、3%の海水(水1リットルに塩を大さじ2)で内臓を洗います。
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7
内臓をボールに入れ、食べやすい大きさにハサミで切ります。
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8
内臓をザルにあげ、水気を切ります。その後、塩を適量加えて味付けします。
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9
冷蔵庫で一晩、寝かせれば出来上がりです。
コツ・ポイント
内臓に残っている砂をしごきだす場合は、必ず肛門の方向にして下さい。口側にある砂は切って捨てます。磯臭さが気になる方は内臓を日本酒で洗って下さい。3日ぐらい寝かせると塩のトゲが取れて味に深みがでます。3日寝かせる場合は塩を強めにして下さい。