かぼちゃの種、ワタ、皮まで活用したデザートを作りました☆プリンの上にトッピングを全種類乗せると見た目も食感も楽しいです♪
材料
- かぼちゃ(種、ワタ、皮、ヘタ付きの状態) 350gあると安心です。(500gで倍量作れました。)
- 【バターでこっくり☆濃厚かぼちゃプリン】
- 加熱して皮を取り除いたかぼちゃ 100g
- ●卵黄(Lサイズ) 1個分
- ●卵白(Lサイズ) 1/2個分
- ○牛乳 90g
- ○上白糖 30g
- ○加塩バター 10g
- 【優しいミルク風味☆2色のかぼちゃクリーム】
- 《卵白で作る☆ミルククリーム》←こちらがベースです。
- ★牛乳 70g
- ★コンデンスミルク 10g
- 卵白(Lサイズ) 1/2個分
- 上白糖 10g
- 薄力粉 5g
- 《黄色(オレンジ色)のかぼちゃクリーム》
- ミルククリーム 出来上がり量の半分
- 加熱したかぼちゃの黄色(オレンジ色)の部分をマッシュしたもの 40g(ミルククリームと同量程度)
- 《緑色のかぼちゃクリーム》
- ミルククリーム 出来上がり量の半分
- 加熱したかぼちゃの皮付近の緑色の部分をマッシュしたもの 40g(ミルククリームと同量程度)
- 【かぼちゃのワタ入り☆かけるカラメルソース】
- ◆水 15g
- ◆上白糖 40g
- お湯 計200g程度
- ワタをペースト状にしたもの 20〜30g(上白糖の1/2〜3/4)
- 【皮で作る☆かぼちゃの葉っぱクッキー】
- ■皮(加熱前に剥いたもの) 10g
- ■加熱したかぼちゃの皮付近の緑色の部分をマッシュしたもの 20g
- ■加塩バター 20g
- ■エキストラバージンオリーブオイル 3g
- 上白糖 10g
- 片栗粉 30g
- 【カリポリ☆即席香ばしパンプキンシード】
- ※殻を剥いた後の乾燥方法は3通り書きましたが、どの方法でも多少弾けます。おすすめはオーブン調理です。
- 種(粒が大きく厚みのあるもの) お好みの量(トッピングしたい量よりもできるだけ多めに)
- ※一応作り方は上から順番になぞっていけばほぼ自然な流れで作業できるようにはしてありますが、あまりにも作業工程が多くなったので、個別にレシピを書いてリンクでまとめたものも作りました…!
- 『贅沢かぼちゃプリン☆リンク多めVer.』 ID: 21023940
- ※電子レンジでの加熱時間はあくまでも目安です。様子を見ながら調理してください。
作り方
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1
※まずある程度道具が揃っていないと美味しく作れないので必要(あった方が便利)な道具が揃っているかを確認してください。
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2
お菓子を作るならキッチンスケールは欲しいです。無くても計量できるものもありますが、このレシピ内ですと、→
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3
→生のかぼちゃの皮の計量、蒸したかぼちゃの計量、炊き上がったミルククリームの計量などが厳しいかなと思います。
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4
オーブン用の天板、それよりも小さいバット、グラタン皿(耐熱容器)、そしてグラタン皿がバットに入るかも重要です。
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5
これは湯煎焼きできるかの確認です。天板が液体を入れられる仕様ならバットは最悪なくてもなんとかなりますが、あった方が→
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6
→安全で失敗なく焼けます。やかんもあるとプリンにお湯がかかることなく安心です。(プリンの作り方に詳細あります。)
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7
まな板と包丁も使います。ピーラーもあった方が良いです。生のかぼちゃの皮を剥くのにピーラーの方が薄く剥きやすいです。→
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8
→じゃがいもの芽を取る部分も付いているとより良いです。マッシャーもあると便利ですが強度の強い穴あきおたま等でも良いです。
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9
ゴムベラは耐熱性に優れているつなぎ目のないものがおすすめです。普段の料理でも重宝するのでこの機会に是非揃えて欲しいです。
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10
ホイッパーは無くても作れなくはないですが粉を混ぜる時に箸だとどうしてもダマになりやすいのであるに越したことはないです。
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11
スプーン(大きめ)はわざわざ書く程のことでもないですがかぼちゃのワタを取ったり実と皮(緑色の部分)を分けるのに便利です。
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大さじの計量スプーンはカラメルソースの色止めの湯を入れる時に素早く計れてソースからも距離を取れるので、はねても多少は→
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→避けやすくなるかと思います。
雪平鍋は熱が伝わりやすくミルククリームを炊くのにもカラメルソースを作る時(高温で→ -
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→ 熱したい時)にも重宝します。
茶こしはあると便利枠です。ミルククリームに入れるごく少量の粉をふるうのに使えます。 -
15
フライパンは乾煎りに使うので新しいものよりは使い古しの方がおススメです。キッチンバサミはなければ普通のハサミでも→
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→大丈夫ですがかぼちゃの種の殻を切るので丈夫なキッチンバサミがおススメです。アルコール消毒可能なら爪切りでも良いです。
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17
茶封筒はあると便利枠で種をレンジで加熱する時にパチンと弾けても安心です。無くてもできますし簡単に作ることもできます。
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18
ボウルはどんぶりくらいのサイズのものが3つあるとかぼちゃクリームを作る際に衛生的に作業できるかなと思います。2つあれば→
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19
→なんとかなりますが、炊き上がったクリームを入れる際は綺麗に洗ってしっかり水分を拭きとってから使ってください。
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目の粗いシノワ(万能こし器や丈夫な網目状のザルでも)とスーパーで手に入れやすい目の細いこし器、それが入るバットもしくは→
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→ピッタリとはめらるボウルなどが欲しいです。プリンとかぼちゃクリームをこすのは粗めが良く、カラメルソースをのこすのは→
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22
→目の細かいほうが良いです。
シノワはかぼちゃプリンに使うなら下村企販のつぶしてこせるスープこしが丈夫でおすすめです。
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23
あとはクッキーを焼くのにあればクッキングシートを使います。天板に直に並べても温かいうちに動かせる硬さのクッキーなので→
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24
→万が一くっ付いても剥がせるかなとは思います。そして飾り付け用に絞り袋とお好きな口金、小さめ(先の細めな)スプーン、→
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25
→竹串や爪楊枝などの先の細めのものがあると便利です。
他には大小の耐熱容器、箸、雪平鍋とは別の鍋も使います。
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26
使う時に準備できていないと困るものはそれぞれの作り方の途中にも記載があるのでそちらで確認してください。以上です。
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27
『贅沢かぼちゃプリン☆リンク多めVer.』からいらした方はこちらからお戻りください。
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28
全て作る場合は長期戦になります。
まずはかぼちゃの処理をします。
ヘタがあれば包丁で切り落とします。 -
29
スプーンを使って種とワタを取ります。※力を入れ過ぎると実も削れてしまうので注意してください。ひとまず大まかに取ります。
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30
残っている柔らかい繊維状の部分をなるべく丁寧にかき集めます。
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31
ワタと種が取れたらひとまずまな板の端に避けておきます。
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32
次にクッキー用に加熱前の皮が欲しいので、ピーラーで1番外側の硬い部分だけをできるだけ薄く10g剥きます。※
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33
※緑色の実の部分はできるだけ剥かずに残してください。
硬くて剥きづらい場合は耐熱容器に入れ、500Wの電子レンジで→ -
34
→ラップをせずに1分程度加熱すると剥きやすくなります。
窪んでいるところはじゃがいもの芽を取る様に剥きます。 -
35
ピーラーを一気に引かずに左右に小刻みに傾けるようにすると硬くても剥けました。
剥いた皮は適当な器に入れておきます。
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36
次にかぼちゃの実を火が通りやすいように適当な大きさに切ります。
8つ切りくらいで良いです。 -
37
耐熱容器に移し、水を大さじ2杯かぼちゃ全体にふりかけ、ふんわりとラップをして500Wの電子レンジで6分加熱します。
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38
竹串が抵抗なくスッと刺さるくらいになるまで柔らかくします。
※乾燥すると硬くなってしまうので追加で加熱する場合は→ -
39
水分がなくらならないように水を足してください。倍量は2分ずつ様子を見て追加し計10分程かかりました。
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40
実をレンジで加熱している間に種とワタを分けます。
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41
小さくて柔らかい種は残っていても問題ないです。
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42
種は大きくて厚みのあるのある物だけを残し、小さいものや切れてしまっているものは処分します。
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43
残した種は表面に付いたワタを水で洗い流します。ベタつきは気にせず繊維状のものが取れたらザルにあけて水気を切っておきます。
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44
ワタは包丁できるだけ細かく叩き切ります。
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45
ペースト状になったら適当な器に移してラップをし、冷蔵しておきます。
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46
皮をみじん切りにします。
大きいとクッキーが成形しづらくなります。
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47
皮も別の器に入れてラップをしておきます。
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48
柔らかくなったかぼちゃを緑色の部分と黄色の部分に分けます。
ひとまずまな板の上に移します。 -
49
ピーラーで皮を剥いたものはそのままスプーンを使って分けます。
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50
皮が付いているものは包丁でできるだけ薄く剥きます。1番外側の膜のような部分だけを削いでください。
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51
こちらも同様に緑色と黄色の部分に分けます。
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52
黄色の部分は器やボウルに移します。
プリン分とクリーム分を合わせて最低140g欲しいです。 -
53
マッシャーでなめらかになるまでよく潰します。
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54
プリン分(100g)、クリーム分(40g)、あまりに分け、それぞれ空気が入らないように直接ラップで包みます。
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55
器(ボウル)を使い回して緑色の部分もなめらかになるまでマッシュします。
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56
こちらはクリーム分(40g)、クッキー分(20g)、あまりに分け、同様にラップで包みます。
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57
クリーム分(※)とあまりは必ず冷蔵庫に入れておきます。
※炊き上がったクリームを急速に冷やすために冷たくしておきます。 -
58
種はキッチンペーパーで包んでひとまず邪魔にならないところに置いておきます。
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59
かぼちゃの処理が一通り終わったのでまな板などは洗い作業台を綺麗にします。
次にプリンを作ります。
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60
【バターでこっくり☆濃厚かぼちゃプリン】
生クリームの代わりにバターでコクと風味を追加しました。
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61
卵を卵黄と卵白に分けます。
この時卵白の重さを量ります。
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62
卵白を溶きほぐし、半分は卵黄と一緒にします。
もう半分の卵白はひとまずラップをして冷蔵しておきます。
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63
雪平鍋などの片手なべに、牛乳、上白糖、バターを量り入れます。
計量が終わったら道具を準備します。
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まずは天板にバットを乗せ、その中にグラタン皿を入れておきます。
湯煎焼きにするための準備です。液体を入れられる形状の→
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65
→天板であればバットはなくてもできなくはないですが、お湯は乾燥を防ぐ他にプリンに伝わる熱を和らげる役割があり、→
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→少な過ぎるとすが入りやすくなるので減らせません。お湯を必要分入れても溢れにくく安全に作業できるのであった方が良いです。
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やかんにお湯を沸かしておきます。
注ぎやすければ鍋でも良いです。大きい鍋しか無ければおたまがあればなんとかなります。 -
68
ホイッパー、ゴムベラ、目の粗めのシノワ(万能こし器やザルでも)、全材料が入る大きさのボウル(下に水で濡らしたタオルを→
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69
→敷いておくと混ぜる時に便利)、卵(溶きほぐさない)、かぼちゃ(電子レンジで1分程度温め熱々にしておく)を用意します。
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70
あとホイッパーやゴムベラを置く皿もあった方が良いかもしれません。私は卵の器を利用しました。
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71
全部揃ったらオーブンを160度に予熱し作り始めます。
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72
まず牛乳を温めます。ゴムベラで混ぜ、上白糖とバターを溶かしながら周りだけが少しふつふつとしてくるまで加熱し火を止めます。
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73
次にボウルにかぼちゃを入れてホイッパーでほぐし、卵を混ぜ合わせます。空気は入れないようにしてください。
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74
卵が混ざったらかぼちゃを混ぜながら牛乳を少しずつ加えます。
この時濡れタオルを敷いておくとボウルが動きません。→ -
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→牛乳を3回くらいに分けて入れてその都度混ぜても良いです。空気が入らないように混ぜられればやりやすい方で構いません。
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76
鍋底に残った牛乳も綺麗に混ぜ込んだら、
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77
その鍋にシノワをセットしてプリン液を濾します。
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目が細かいとかなり大変です。
かぼちゃを柔らかく加熱できていれば粗くてもわりとなめらかになります。 -
79
濾せたらかなり濃度に差がつくのでゴムベラで均一にします。混ざらなければホイッパーで静かに混ぜます。
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80
熱々のうちにグラタン皿に静かに流します。
少々泡が浮きますがかぼちゃが入っているのでそこまで食感に影響はなく→
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81
→カラメルソースを後がけするので取らずにそのまま焼きます。
グラタン皿の1/3くらいの高さまでお湯を入れます。
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82
注ぎ口の無い大きめの鍋とおたまの組み合わせならこんな感じでお湯を入れます。
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83
火傷に注意しながら揺らさないよう静かに運び※160度のオーブンで35分程焼きます。
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84
※お湯はオーブンに入れて天板を少し手前に引いた状態で注いでもいいです。バットなしの場合はこちらの方法で入れてください。
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85
プリンを静かに※揺らして火の入り具合を確認します。真ん中だけ液体特有の動きがあればそこはまだ生です。
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86
※強く揺らすと表面にヒビが入ったり一部固まり方が弱くなったりします。
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87
焼き時間はかぼちゃの水分が多かったり型に流した時点でプリン液が冷めてしまっていたりすると40分以上かかることもあります。
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88
部分的な液体特有の動きがなくなればオーブンから取り出しお湯につけたまま冷まします。天板は外して大丈夫です。
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89
バットなしで焼いた場合は無理にオーブンから取り出さないで扉を開けたままある程度冷ましてから移動します。
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90
お湯が触れるくらいの温度になったら冷たい水に入れ替えて浸けておくとすぐに冷蔵庫に入れるよりも早く冷めます。
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91
冷めたらプリンの表面に付かないようにラップをして冷蔵庫で冷やします。
器のギリギリの高さまでプリンが→ -
92
→入っているようならその器よりも高さのあるタッパーなどに入れてラップもしくは蓋をして冷やしておきます。
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93
プリンを焼いている間でも作れるオーブンレンジを使わないトッピングは以下です。
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94
《卵白で作る☆ミルククリーム》
ミルク風味の真っ白なクリームです♪こちらをベースにしてかぼちゃクリームを作ります。
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95
雪平鍋などの片手鍋に牛乳とコンデンスミルクを量り入れます。
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96
卵白はボウルに移して上白糖を量り入れ、ホイッパーでよくすり混ぜます。泡立てて大丈夫です。
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97
そこに薄力粉を入れてダマのないように混ぜます。薄力粉はふるわなくてもいいです。※
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98
※加熱後に目の粗めのシノワで濾しますが心配でしたらふるって入れてください。少量なので茶こしで大丈夫です。
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99
クリームは炊いた後すぐにボウルに移し半分に分けたいので作業台に必要なものを準備します。
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100
奥にスケールとボウル、ゴムベラ、道具を置く皿、手前に濡れタオルを敷いた卵白入りのボウル、ホイッパー、牛乳の入った鍋を→
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101
→ガス台にセットします。
間も無く目の粗めのシノワ、クリーム用のマッシュしたかぼちゃ(まだ冷蔵)、別のボウルも使います。 -
102
準備ができたら牛乳を温めます。
火にかけながらゴムベラで混ぜてコンデンスミルクを溶かします。
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103
溶けたらそのまま周りがふつふつとなるまで加熱し火を止めます。
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104
卵白をホイッパーで混ぜながら牛乳を加えていきます。卵白が煮えないよう2回に分けてその都度混ぜてもいいです。
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105
鍋はガス台に戻し、道具はゴムベラに持ち替えます。
(ホイッパーはもう使わないです。)
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106
液体を鍋に移します。ボウルに残っているものもゴムベラで綺麗に外して入れます。
(汚れたボウルはもう使わないです。)
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107
炊き上がったクリームをすぐに計量できるように量りとボウルを手前にセットします。
(ホイッパーは無くていいです。)
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108
液体を火にかけ、なるべく強めの火加減で一気に炊きます。
※乾燥するので鍋(内容物)からは火をはみ出させないでください。
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109
最初はシャバシャバで飛び散りやすいので静かに底を混ぜながら加熱し、とろみがついてきたら手早く混ぜます。
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110
底が焦げ付かないようにしっかり混ぜながら加熱していくと、だんだん泡が消え、
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111
ツヤが出てきます。
更に加熱し続けると、
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112
→コンデンスミルクが鍋こびり付いてきます。このくらいまでしっかり加熱したら火からおろし、
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113
スケールのメモリがゼロになっていることを確認してボウルにあけ鍋に付いたクリームもしっかり外します。(鍋はもう不用です。)
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114
きれいなボウルにクリームを半量移したらマッシュした2色のかぼちゃをそれぞれのボウルに入れます。
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115
すかさず【ミルク風味☆2色のかぼちゃクリーム】を作ります。
ミルク風味で優しい甘さのクリームです。
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116
ゴムベラで黄色のかぼちゃのクリームから混ぜます。
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117
混ざったらゴムベラに付いたクリームを綺麗に外し、緑色のクリームも混ぜます。一旦ゴムベラを洗いしっかり水分を拭きとります。
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118
黄色のクリームから目の粗めのシノワで濾します。
私は直接ラップに濾しました。
ボウルは洗わずにとっておきます。 -
119
シノワについたクリームはできるだけ残さず綺麗に外し、空気が入らないようにラップで包みます。
シノワも洗わずにそのまま→
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120
→緑色のクリームを濾します。(水分を入れたくので。)こちらは黄色のクリームが入っていたボウルに濾し入れます。
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121
シノワに残っていた黄色のクリームが混ざり、緑色の濃い部分もほぐれて色ムラができるので、
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122
ゴムべらで混ぜて均一にしてからラップにあけます
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123
こちらも空気が入らないようにラップで包みます。
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124
これで2色のかぼちゃクリームができました。冷蔵庫で冷やしておきます。
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125
カラメルソースもオーブンレンジを使わずに作れます。
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126
【かぼちゃのワタ入り☆かけるカラメルソース】
冷やしても固まらない優しい甘さの後がけ用カラメルソースです。
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127
雪平鍋に水15gと上白糖を量り入れます。液体から量ると砂糖が溶けやすいです。
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128
右利きであれば右側でお湯を沸かしておきます。計量スプーンですくいやすいよう多めに用意します。ここから200g程使います。
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129
取りやすいところに大さじの計量スプーンを用意します。あとはスーパーで手に入れやすい目の細かめの濾し器、それが入る→
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130
→バットやぴったりとはめられるボウル、ゴムベラ、ワタを使います。
準備ができたら作り始めます。
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131
鍋の側面を汚さないように静かに揺すって砂糖に水分を行き渡らせ火にかけます。
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132
火が鍋(内容物)よりも外側に出ないようにします。
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133
しばらくすると全体が泡立ちそのまま煮詰めていくとふちから徐々に色が入ってくるのでかるく傾けたりして色を広げていきます。
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134
泡の白い部分がほぼなくなりうっすらと黄色く色付いたら火を止め、
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135
鍋を傾けながら余熱を利用してもう少し色を付け泡が全体的にほぼ茶色になったら、
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136
計量スプーン一杯のお湯を入れてそれ以上色が入るのを止めます。
※ソースがはねるので火傷に注意してください。
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137
すぐに鍋を傾けて飴を溶かし、すかさずもう一杯お湯を入れて伸ばしたら、更に12杯ほどお湯を入れます。
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138
伸ばしたカラメルソースを火にかけワタを入れ、ゴムベラで混ぜながら加熱します。
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139
お湯の量は適当で良いですがワタにしっかりと火を通します。
※青臭さがなくなり食感もよくなります。
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140
だんだんとカラメルソースに馴染んで来るのでそのままとろみが付くまで煮詰めていきます。
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141
目安としては沸いた状態でゴムベラで底をかくと、一旦しっかり底が見え徐々にソースが埋まっていくくらい、→
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142
→火を止めた状態で底をかくと埋まらずにしっかり底が見えるくらいまで煮詰めます。
プリンにかけた時に自然に広がる硬さを→
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143
→意識します。
硬さが決まれば何回かにわけて濾します。
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144
濾し器の裏側に付いたソースも綺麗に外したらゴムベラで均一になるように混ぜます。
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145
少し冷めたこの状態で硬いようならお湯を足して調整します。
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146
器に移し、ラップをして冷蔵しておきます。
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147
残りはプリンを冷ましている待ち時間(オーブンレンジを使っていない時)に作れるものです。
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148
【皮で作る☆かぼちゃの葉っぱクッキー】
かぼちゃ風味で優しい甘さの素朴なクッキーです。
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149
全ての材料が入る大きさの耐熱容器にマッシュかぼちゃ(緑色20g)と生の刻んだ皮、バター、オリーブオイルを量り入れます。
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150
ラップはせずにそのまま500Wの電子レンジで1分ほど加熱しバターを溶かします。
(完全に溶けなくても大丈夫です。) -
151
スプーンでかぼちゃをほぐしながら全体をよく混ぜます。
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152
そこに砂糖と片栗粉を量り入れてさらに混ぜます。
均一に混ざったら電子レンジで30秒加熱して混ぜます。 -
153
温まって一旦柔らかくなるので練るようにして混ぜ、更に10秒ずつ様子を見ながらべたつかなくなるまで加熱します。
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154
少しもそもそとしてきたら全体を良く混ぜ粗熱を取ります。
保冷剤の中身に似た印象でやや透明感のある柔らかい生地です。※ -
155
※このように全体的にもそもそになるまで加熱してしまうとほろほろと崩れてまとまりづらくなり成形が難しくなります。
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156
そうなってしまったら大きめのボウルなどに移して手でよく握り潰すようにして捏ねると多少改善されます。※
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157
※水分は入れないでください。中心がもちもちになったりして食感が悪くなります。
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158
オーブンを180度に予熱し、天板にクッキングシートを敷きます。
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159
プリンと一緒に食べられるよう、ひと口大に成形します。
厚さ4ミリのかぼちゃの葉っぱ形にします。 -
160
片手で厚みを調整しながらもう片方の手で形を作っていきます。
色々な形の葉っぱがあるのでお好みの形にしてください。私は→ -
161
→つる側の形をある程度決めてから葉先を作り、全体を整えました。
もちろん葉っぱ形でなくても良いです。ただ、→ -
162
→型抜きには向かない生地です。
冷やし固められたとしてもおそらく皮が邪魔して綺麗に抜けず形が出づらいです。 -
163
一本だけですがスプーンの丸みを利用して葉脈を付けてみました。これだけでも葉っぱの雰囲気が出る気がします。
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164
極端に大きさを変えて作ると焼きムラができやすいです。小さく作ったものは間隔を狭めにして並べると焦げにくいです。
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165
180度のオーブンで14分程焼きます。
12分頃に一度様子を見て焼きムラがあれば天板の向きを変えたりします。 -
166
ふちにほんのり色が入り、裏面に焼き色がついていればオーブンから出します。
焼きが甘ければ2分ずつ足してください。 -
167
天板に乗せたまま冷まします。
真ん中を指で押すと少し凹みますが冷めるとしっかり固まります。 -
168
トッピングは次で最後です!
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169
【カリポリ☆即席香ばしパンプキンシード】
天日干しの工程がないローストパンプキンシードです。
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170
まず洗っておいた種を殻ごとフライパンで炒ります。火加減は中火です。
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171
焼き色が付き、表面のベタつきが乾燥してシワがよれば皿にあけます。
少し冷めると薄い膜が表面からペリペリと剥がれます。
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172
中身を取り出すため、キッチンバサミで殻のふちを片側だけ切り落とします。
※色の濃いツルツルとした部分は→
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173
→切らないでください。中身まで切れて2枚に分かれ、緑色の薄皮が剥がれることもあり上手く剥けません。
↓↓↓
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174
写真のように上から下まで片側の側面だけを切り落とします。
まだ殻も中身も柔軟性があるので簡単に切れます。
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175
斜め横から見るとこんな感じです。
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176
切れたら殻と中身の間に爪を差し込んで空間を作り、そのまま殻を片側一枚だけ剥きます。
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177
そして反対側も同じようにして中身を外します。
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178
因みに殻を切る作業だけを先にまとめて済ませてしまうと効率が良く、さくさくと剥くことができます。一個ずつ殻を切って剥くと→
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179
→何度もハサミを持ったり置いたりしないといけないので時間がかかります。
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180
また、表面に付いた白い部分は爪で優しく削ると取れます。
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181
ただ、殻さえ無ければ食感には影響ないですし味もほとんど気にならないです。
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182
むしろ贅沢かぼちゃプリンのトッピングとして使うには白色があった方が目立ち、カラメルソースも絡みます♪
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183
殻が剥けたら天板に間隔を空けて並べ、180度に予熱したオーブンで様子を見ながら8分程焼きます。※焼き時間は種の水分量や→
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184
→大きさにより毎回変わると思います。
今回は以下のような感じでした。
まず、3分半辺りでパチっと弾ける音がしました。
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185
そして4分で一度天板ごと取り出し、加熱ムラを減らすために種の位置を適当に変え、追加で2分ずつ様子を見ながら焼きました。
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186
こちらが6分焼いたものです。
いくつか膨らみ緑の薄皮が破れましたが、割って食べてみるとまだ少々加熱不足かなという→
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187
→印象でした。更に2分追加で焼くと香ばしい香りがしてきました。
パキッと心地よく割れ、食べてみて美味しいと感じたので→
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188
→オーブンから取り出しました。
そのまま天板ごと冷ましたら完成です。
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189
電子レンジでも乾燥可能です。
30秒ずつ加熱し、その都度混ぜて位置替えしながら乾燥させます。途中パチッと弾ける→
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190
→ような音がしたらすぐに加熱を止めて様子を見てください。
※長時間加熱すると発火する恐れがありますので十分にご注意→
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191
→ください。また焦げると苦くなります。
美味しくなったと感じたところで加熱を止めます。
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192
因みに弾けることには変わりないのですが、封筒や、ルーズリーフなどのシンプルな素材の紙とのりで袋を作り、その中に入れて→
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193
→加熱すると飛び散りは防げます。
その場合もこまめに様子を確認し、そのたびにふって種を混ぜ加熱ムラを防いでください。※
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194
※封筒は窓があったり内側にビニールが付いているものは使用しないでください。
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195
フライパンで炒る方法も試しましたが表面だけ先に乾燥してしまい緑色の部分が剥げやすいです。そしてこちらの方法でも弾けます。
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196
弱火で加熱しながら絶えず混ぜる必要があり、水分を含んだ状態の種を上手に乾燥させるのは難しい印象でした。
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197
オーブン、レンジ、フライパンのどれを使って加熱してもパチっと弾けますが、1番のおすすめはオーブンです。中までしっかりと→
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198
→加熱でき、レンジのように急激に火が入って焦げるようなことはありません。
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199
これでプリンと全てのトッピングが完成しました!
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200
あとは自由に盛り付けします☆
プリンにクリーム、カラメルソース、パンプキンシード、クッキーをお好みで乗せてください♪
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201
味としてはプリンがしっかり甘めなので、甘さ控えめのクリームをたっぷり絞るとバランスが良いです。
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202
プリンとクリームの食感にはそこまで大きな違いはないのでプリンを色鮮やかに増量できるといったイメージで絞っていただけると→
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203
→良いかと思います。
カラメルソースは甘さがキツくないのでいっぱいかけても味は濃くなり過ぎないです。
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204
カラメルソースと香ばしいパンプキンシードは相性が良いです。
カラメルソースとクッキーも相性がいいです。 -
205
クッキーは甘さ控えめで単体だとついつい手が止まらなくなるタイプです。プリンと食べると食感が良いアクセントになります。→
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206
→クリームに立てかけて一部ソースに浸かった状態で半日後くらいに食べてみましたがサクサクの食感を楽しめました。
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207
あとは見た目に関係することですが、黄色のクリームとプリンの色はほぼ同じです。なので→
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208
→プリンの全面を2食のクリームで隙間なく埋めて模様を浮かび上がらせるようにする(カラメルソースは食べる時にかける)か、→
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209
→カラメルソースを背景と捉えて2色のクリームで模様を描くと良いかと思います。
クリームを絞っている間はプリンの色が→ -
210
→見えているのでつい緑色のクリームを多めに絞ってしまうんですが、
プリンはカラメルで隠れるので黄色のクリームを多めか→ -
211
→ 緑色と同量くらいまでは絞った方が美味しそうに見えるかなと思います。私のは気付いたら緑色ばっかりになってました!
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212
クリームも結構余ったのでもっとたっぷり絞っても大丈夫です♪
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213
トップ写真のように盛り付ける場合は先にクリームを絞ります。
※カラメルソースの上から絞ると滑ります。 -
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カラメルソースはまずスプーンを使って大まかに流し、
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細かい隙間は先の細い竹串などを使って埋めます。
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そしてグラタン皿の裏側から叩いて振動を与えると広がり表面が平らになります。
以上です!
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作業工程が恐ろしい程多くなってしまいましたが全部揃えるとかなり贅沢感があります☆
よろしければお試しください♪
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ミルククリーム(かぼちゃクリームのベース)の参考にさせていただいたレシピはこちら!
↓↓↓
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やーこ(よいよい♪)さんの『卵白1個★少量★レンジ簡単ミルククリーム』です☆
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※加熱したあまりのかぼちゃ、プリン、かぼちゃクリーム(ミルククリーム)は必ず冷蔵庫で保存し、出来るだけ早めに、→
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→長くても3日以内には食べ切るようにしてください。
クッキーは完全に冷めてから密閉袋などに入れて保存し、→
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222
→長くても1週間以内には食べ切るようにしてください。
パンプキンシードは完全に乾燥していれば日持ちしますが、→
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223
→酸化すると美味しくなくなります。密閉袋に入れて保存し、出来るだけ早めに食べ切るようにしてください。