私が育った山形市の家庭では、冬場によく食べられていました。横浜に長年住んでいますが、今もお味噌は山形のものです。
このレシピの生い立ち
山形の冬の思い出の一品です。
薬味は、長ネギ、セリ、真冬はゆずの皮のみじん切り、春先にはふきのとう等。
ふきのとうが薬味に登場すると、山形の雪解けも近いなあと、春待ち遠しかった雪国が懐かしく思われます。
材料
- 納豆 150g
- 絹ごし豆腐 350g
- こんにゃく 150g
- 油揚げ 1と1/2枚
- 芋がら 1、2本
- 顆粒和風だし 適宜
- 水 5カップ
- 味噌 大さじ4
- 長ネギ(みじん切り) 適宜
- または、セリ みじん切り 適宜
- または、柚子の皮 みじん切り 適宜
作り方
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1
主な材料です。納豆は小粒じゃない方が潰しやすいです。
芋がら(ずいき)は乾燥したものを。 -
2
納豆をすり鉢ですりつぶします。
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3
納豆はこのくらいまで、すりつぶします。
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4
芋がらは、ぬるま湯に15分位浸し、5~6分湯がき、水にさらしアク抜きます。
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5
薬味を除いた材料をすべて3~4㎜角に切る。こんにゃく、油揚げは湯どうしする。
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6
鍋に水を沸かし沸騰したら和風だしを入れ、豆腐を除いた5を入れ再沸騰させる。
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7
3に味噌をいれてから、6を少々加え、少しずつすりこぎで溶きのばし、なめらかになったら6に戻しいれる。豆腐を入れる。
コツ・ポイント
芋がらは、水で戻すと重量が7倍位になるので、1~2本で充分です。芋がらのアクが気になる場合は、水で戻してから湯でこぼすと和らぎます。
納豆は刻まずに、すり潰す方が仕上がりがトロトロして美味しいと思います。
納豆は刻まずに、すり潰す方が仕上がりがトロトロして美味しいと思います。