自家製倍仕込み(大豆1:麹2)で贅沢、高級なお味噌が出来ます。圧力鍋で時短簡単。カビの予防に酒粕板を使うのが味噌です!
- 大豆(乾燥) 300g(1袋)
- 米麹(乾燥) 600g(3袋)
- 粗塩 130g+10g(振り塩用)
- 大豆の煮汁 適量
- 酒粕 1枚半~
作り方
-
1
お味噌を仕込む前日。大豆を洗う。圧力鍋に大豆の倍の水を入れ一晩浸しておく(6時間~10時間)
-
2
仕込む当日。麹を良くほぐして塩を均等に混ぜておく(塩切り)
-
3
鍋の中の大豆が均等に水を吸って膨らみ、水が減っているはず。大豆が3~5㎝くらい隠れるまで、水を足して煮てゆきます。
-
4
煮こぼれ易いので弱中火、圧力鍋で35~40分煮る。そのまま30分置きます。蓋をあけて大豆をつまんで簡単に潰れればOK。
-
5
大豆が熱いうちにFPでペースト状にします。(冷めると硬くつぶれにくくなるので熱いうちに)
-
6
なめらかになったら大きめなボールに入れて、ひと肌くらいに冷まします。この後、(2)の麹と混ぜます。
-
7
塩切り麹を2~3回に分けて均等に混ざるよう手で捏ねる。麹が吸水するので硬いようなら大豆の煮汁を少し足す(耳たぶより硬め)
-
8
良く混ぜたら空気を抜く感じでぎゅっぎゅっと圧をかけながら団子(ボール)を作る。
-
9
全部、団子にします。
-
10
消毒用のホワイトリカーを吹きかけ、仕込み用のタッパーの底に塩を振って団子を丁寧に空気を抜くように詰めてゆく。
-
11
ピッチリ詰めたらカビ予防に酒粕で蓋をする。酒粕の板を麺棒で2㍉程度に薄く伸ばす。酒粕は菌の繁殖を防ぐのに優れてます。
-
12
塩をタッパーの角に振って酒粕の板をかぶせます。空気が入らないように味噌に密着させる。最後にホワイトリカーを吹きかける。
-
13
酒粕の蓋をしたら空気が触れないようにラップを密着させて蓋をする。新聞紙をかぶせ、さらにビニール袋に包んで暗涼場所におく。
-
14
使った材料はスーパーで買えます。大豆(300g入り)を目安に麹を用意すれば気楽に作れます。余った酒粕は冷凍可能です。
-
15
温かくなったら(20度~)野菜室に入れて熟成させます。酒粕で蓋をしてますのでカビは発生しにくいですが青カビが出たら取る。
-
16
天地返しは不要です。食べる時に混ぜて下さい。酒粕は西京漬けとして魚、肉などにつけられるので無駄がありません。
-
17
2013/01の味噌です。熟成された麹の香りがまろやかになって美味しく出来ました。大豆1:麹1.5も美味しいですよ。
-
18
お味噌が出来上がったら、酒粕味噌の板を再利用できます。西京漬けレシピも参考にどうぞ
コツ・ポイント大豆1:麹1の味噌が一般的ですが、今回は麹2倍で麹の香りがする味噌が出来ます。麹の匂いが気になる方は大豆1:麹1~1.5がおすすめです。少量から体験して下さい。仕込んだら4~5か月から使えます。味の変化を楽しんで下さい。塩分は控えめです。