いつもは細巻き用の寿司型を使いますが、今回は少し大き目の食品容器で作ってみました。
このレシピの生い立ち
外国人旅行者向けの江戸前握り体験インストラクターをしています。飾り巻き寿司の、どこを切っても同じ模様ってのが絶対ウケると思いつつ、伝統的手法(巻き簾)でやらせるのはムリと諦めてました。が、寿司型が解決してくれました。スグレモノです。
材料
- 寿司飯 60g
- 弁当玉子(22x22x48mmぐらい) 1切れ
- にんじん(輪切り2cm) ほんの少し
- 海苔(おにぎり用3つ切りを縦半分) 1枚
- 海苔(装飾用) ほんの少し
作り方
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1
トナカイの顔用と角用の型を作る。
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2
材料はパウンドケーキ用アルミ箔型(例:開口部22x11cm深さ5.4cm)。写真のように壁を切り出す。
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3
細くなるように半分に折り、固い丸棒でペッチャンコにする。このあとさらに長さ半分に切り、顔用と角用を作る。
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4
顔用は、直径20mmのもの(例えばスティックのり)に巻きつけ、クリップで固定。指で側面を押し、少し縦長につぶす。
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5
角用は竹串や定規を使いながら、慎重に折る。
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6
弁当玉子から、顔一個と角2個抜く。
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7
角は壊れやすいので、慎重に取り出す。写真は竹串2本で押しているところ。
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8
にんじんから6mm径の金属ストローで抜く。
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9
顔になる玉子の真ん中より少し下を6mm径金属ストローで抜き、前項で抜いたにんじんを差し込む。
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10
5mm径プラスチックストローを指で潰してトナカイの耳の型を作る。
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11
弁当玉子のあまりでトナカイの耳を2個抜く。
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12
4個100エンのプラ製食品容器(内法43縦x60横x33深)。あとで出しやすいよう、アルミ箔を敷いておく。
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13
底に寿司飯を5mm程度敷き、写真にように顔と耳を置いたら、周りに寿司飯で満たす。角が来るところは写真のようにあけておく。
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14
角の外側に入れる予定の寿司飯を先に入れ、角を沿わせて置く。
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15
角の間を寿司飯で満たす。角が壊れないように、寿司飯を手酢をつけた指で粒バラにしながら入れ、竹串で優しく詰める。
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16
アルミ箔を内側に折り、フタして成形。フタを取って取り出し、海苔を巻く。
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17
横にして置き、このあと厚み半分に切る。
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18
切り口を上にして置き、海苔を刻んで作った目を置いて出来上がり。
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※レシピをちょこちょこアップしています。「模様巻き」で検索してみてください。