古来からあるワラビのたたきです。ネバネバ党には、たぁっまらない(by桂枝雀風に)旨さです。梅干を隠し味にしました。このレシピの生い立ち例年今頃は、山菜尽くしで毎日天麩羅のため私も目方が増えて困ります。またまたワラビと山椒がたくさん採れました。いくら天下一品でも山椒のかき揚げに飽きたので古来から伝わる’たたき’を作りました。ヤモリが中を覗きこんでいるこの摺り鉢は自作です。
- ワラビ 100
- 山椒の若葉の佃煮 30
- 信州味噌 20
- 砂糖 10
- 隠し味
- 梅肉、わさび、マヨネーズ・・・・・・ ほんの少し
- 化学調味料 少し
作り方
-
1
ワラビと山椒は別個にすり鉢で摺った方が効率よいです。アクを抜いたワラビが指で潰れるくらいに柔らかく茹で直します。
-
2
ワラビを良く摺ったら別置きします。次に山椒も摺ります。ここにワラビを加え、良く混ぜるように摺ります。
-
3
好みの量の味噌と砂糖および梅肉を加え、またひたすら摺り、粘りを出します。途中で味を見て調整して下さい。調味料を入れ完成。
-
4
後は、暖かい白いご飯に載せて食べるだけです。毎日、山菜の精進揚げで太り気味の貴方にぴったりのヘルシー食です。失礼
-
5
敢えて精進揚げと言いました。が天麩羅は山東京伝が名付けた斬新な屋台B級グルメで江戸湾の海の幸を揚げたものです。しかし、
-
6
精進揚げは、野菜が種で中世からある精進料理です。最近は、野菜を揚げても天麩羅と呼ぶ人が増えてきた感じはします。
-
7
さて、野瀬泰申著「天ぷらにソースをかけますか?」で西日本では、天麩羅にソースをかけるし、紅生姜のかき揚げがあるとか。
-
8
また、天麩羅とは魚の摺り身を揚げたものを言うとか。私としては、驚きで未知との遭遇ですね。
-
9
隠し味の梅肉のバリエーションを試みました。中々いけます。カラシ、マヨネーズ、ケチャップそしてワサビです。辛子メンタイは?
-
10
実際は、塩味の山椒の佃煮を使用していましたのでレシピを訂正しました。生葉で作ってみたら違和感がありました。山椒の佃煮の
-
11
醤油味は、作るに難しく最近は塩のみで、かえって山椒の香りが引き立ちます。少し乾煎りたら塩+調味料でグチャとしたら完成。
-
12
水は一切加えません。採ってきたら、枝とゴミを除いたら洗うこともしません。ワラビのあく抜きはできますか。
コツ・ポイント最近は、黄砂とか放射能とか訳のわからないチリが多くなってきました。その気配があったら良く事前に洗ってくださるようお願いします。