寒い時期に,下漬けした大根を米麹,砂糖,しょうちゅう,だし汁を入れて漬けます。
秋田県のうま味たっぷり漬け物。
このレシピの生い立ち
昔から,今冬のように寒さが厳しい時に,漬けていた。今回は,包丁で小さめの乱切り。
もともとは,<なた割り漬け>といって,丸ごとの大根を鉈(なた)で切るので,裂け目ができ,大振りの乱切りでした。大きいものを豪快に食べていたものです。
材料
- 大根(大) 2本,実質3kg
- 自然海塩 90g(大根の3%)
- ♦米麹 120g
- ♦きび砂糖 大さじ2.5
- ぬるま湯 適量
- ♢しょうちゅう 大さじ4
- ♢だし汁 450ml
- ♢とうがらし小口切り 6本分
作り方
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1
大根は,洗って乱切りにする。
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2
漬けもの桶に大根を入れ,塩をふりかける。
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3
中ぶたと重石(2.5kg)をのせ,ふたをして,暗所に2日おく。途中,上下を返す。1日後には,水が上がっている。
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4
2日後に,大根を取出し,水洗いして水気を切る。
洗った桶に大根を入れる。 -
5
ボウルに♦を入れ,手でほぐす。ぬるま湯をひたひたに入れ,30分おいて麹をやわらかくする。
♢を加えて混ぜ,4に入れる。 -
6
5の上にラップをのせ,中ぶたと重石をのせ,3日,暗所におく。
3日後に,重石をはずし,食べ始める。
コツ・ポイント
寒い時期は,失敗なしに漬けられます。
4で,大根の水洗いをしないと,塩味がやや強くなり,若干の苦みが残ります。
4で,大根の水洗いをしないと,塩味がやや強くなり,若干の苦みが残ります。