戦火にも負けず生き残った宇都宮のシンボル「大いちょう」をイメージしました。だしのうまさが際立つ、しょうゆ味の汁物です。
このレシピの生い立ち
宇都宮市は、太平洋戦争の末期に空襲を受け、市街地の大半が焼失しました。空襲で黒焦げになった大いちょうが翌春芽吹き、復興のシンボルとして人々の心の支えになりました。その大いちょうにちなんで、いちょう切りにした野菜を入れた汁物を作りました。
材料
- 鶏もも角切り肉 100g
- かまぼこ 1/6本
- 小松菜 1株
- 大根 3cm分
- にんじん 1/5本
- ねぎ 7cm分
- しょうゆ 大さじ1
- 塩 少々
- 酒 小さじ1
- みりん 小さじ1弱
- 花かつお 8g
- 水 560ml
作り方
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1
にんじん、大根、かまぼこはいちょう切りにする。ねぎは小口切り、小松菜は2cmに切る。
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2
鍋でかつお節のだしをとる。
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3
2に鶏肉を入れる。大根、にんじんを加え煮る。
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4
かまぼこ、小松菜を入れる。
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5
しょうゆ、塩、酒、みりんで味付けをする。
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6
最後にねぎを加える。
コツ・ポイント
★給食では、特注のいちょうの形をしたかまぼこを使用していますが、ご家庭では、手に入りやすいかまぼこをお使いください。