秋が深まり寒くなるにつれ、白菜が日に日に甘くなりお値段も手頃になります。冬の鍋では脇役の白菜ですが、これは主役の料理ですこのレシピの生い立ち我が家の葉物野菜の煮びたしは、父の母(明治生まれの亡き祖母)の料理のやり方で塩気だけで煮て、野菜の水分で味を楽しむような煮びたしです。それを私が現代風にいろいろ工夫しアレンジしています
- 鶏もも肉 大1枚(約300g)
- 白菜 1/4個
- ヒラタケ 1パック
- 塩麹 大さじ2
- 白だし 大さじ1
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
作り方
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1
鶏もも肉は食べやすい一口大の大きさに切り、大さじ2の塩麹と一緒にシールパックに入れ、よく揉み込んで1両日冷蔵庫で置く
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2
白菜は白い部分と葉の部分に分け、白い部分は縦に半分に切り、斜め削ぎ切りにする。葉の部分はザク切りにする
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3
ヒラタケは石付きを取り、小株に分けておく
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4
鍋に白菜の白い部分を下に敷いて、その上に漬けた鶏もも肉を塩麹と一緒に全部入れる
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5
鶏もも肉の上に白菜の葉を山盛り被せて、白だしを振りかけ蓋をし、火を付ける
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6
白菜から水分が出てブツブツしたら、そのまましばらく煮る
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7
白菜の水分が十分に出てきたら、ヒラタケを白菜の上にパラパラと置き、麺つゆを振りかけて、そのまま弱火にして煮る
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8
鍋を回して、ヒラタケまで出汁に浸ってきたら出来上がりです
コツ・ポイント白菜の水分だけで煮るのが我が家風です。煮びたしと言っても出汁でビショビショにしないように煮ると白菜が甘くなります