旬の筍は季節を逃さず賞味したい.筍を茹でるときから期待が高まる土鍋筍ごはん.
このレシピの生い立ち
筍に限らず春野菜には微炭酸のフルーティ一な日本酒がよく合う.筍が食卓に登場すればもちろん〈風の森〉の一択.今回は純米吟醸しぼり華・雄町を抜栓した.
材料
- 筍 中2本
- 白米 3合
- 油揚げ 1枚
- 木の芽 数枚
- 昆布 10センチ
- 筍の下茹で
- 玄米 1/2合
- 雑穀酒粕 100グラム
- 調味料
- 薄口醤油 大さじ3
- 日本酒 大さじ2
- 岩塩 小さじ1
作り方
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1
筍は外側の皮を数枚むいてから,先端を斜め切りにして,根本の硬い部分を切り落とす.
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2
白米を研ぎ,ざるに上げておく.研ぎ汁は捨てずに大鍋に移し,玄米と雑穀酒粕を投入する.
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3
2 の鍋に 1 の筍を入れて火にかける.沸騰したら弱火にしてアクをすくう.蓋をしてそのまま1時間茹でる.
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4
筍に竹串がすっと通れば茹で上がり.水で冷ましてから皮をむいて適当な大きさに切る.
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5
土鍋に昆布を敷いて 2 の白米を入れ,水4カップを注ぎ,調味料類をすべて投入する.
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6
4 の筍と短冊切りにした油揚げを 5 の土鍋に入れ,強火にかける.
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7
土鍋が吹きこぼれそうになったら,中火で5分,さらに弱火で7分,火を止めて10分蒸らせばできあがり.
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8
飯碗に盛りつけたら木の芽をトッピングする.さぁ,どうぞ.
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9
[2019年4月16日追記]一年ぶりに新筍のシーズンになったので,同じレシピでつくってみた.
コツ・ポイント
筍の色合いと香りを楽しむため薄味の調味が基本.土鍋でお焦げができるくらいきっちり炊き上げるとシアワセになれる.