焼いたり煮たりした食材に麹を少量振り、混ぜ置くだけで簡単保存食が完成。麹の量を増やせば保存性も旨味も抜群。整腸機能も有。このレシピの生い立ち調理負担を減らす為研究した保存食です。炊き出しなどでも使えるかと思います。常備菜としてストックしても「あ、忘れてた、腐ってる!」という事が起きません。発酵食品が進むだけです。ちなみに発酵食品のくさやの漬け汁は江戸時代から継ぎ足しているとか…
- 肉、魚、野菜など 保存容器に入るだけ
- 塩 お好み量
- 麹(米麹、麦麹など) 大1~適量
作り方
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1
肉、魚、野菜など、手元にあるお好きな材料を加熱調理します。焼いたあと小さ目の一口大に切って保存しておくと食べ易いです。
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2
動物性のものと植物性のものは分けて保存した方が長持ちするので、単品ごとに加熱した方が良いです。
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3
食材を焼いたり煮たりして加熱した後火を止め、調味料(塩以外にも、あれば醤油や砂糖など)を振ります。
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4
冷めていく過程で味が浸透します。最後に麹を振り入れ、調理器具でよく混ぜます。
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5
肉でしたら500gに対して米麹大さじ3杯くらい入れると発酵が早いです。常温に置いておくと更に早く発酵します。
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6
野菜などに入れるとアルコールが発生する事があります。イモ類は溶けます。ですが味には問題ありません。甘酒のようになります。
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7
炊いたご飯にも同じように入れると、3日ほどで溶けてきて甘酒のように少し酸味が出ますが、腐りません。
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8
冷蔵保存すると1~2ヶ月は持ちます。私の冷蔵庫には3ヶ月以上持っている惣菜もあります。果物は酒になる率が高いので要注意。
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9
カツオまるごと1尾、カンパチまるごと1尾なども、サイコロ状に切って鍋やオーブンで焼いて同調理すると保存食になります。
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10
水キムチに入れても良いです。煮沸後冷ましたぬるま湯と野菜、塩、あれば酢、麹を入れます。野菜が腐りません。
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11
麹発酵の力で旨味が増すので、薄味調味でも満足出来、調味料節約になります。ほぼどんな食材でも保存食にする事が可能です。
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12
食材が余る事がなく、腐らせる事もないので、便利です。麹さえ手元にあればいつでも簡単に出来ます。
コツ・ポイント米麹や麦麹が無い場合種麹でもOKかと。これに干野菜、干納豆、春雨、寒天、干しキノコ、煎り大豆 等、乾物があると簡単に具入り汁物が出来ます。野菜に多めの塩と麹を振ると簡単漬物に。乳酸菌は野菜に居ますが麹菌をタダで入手するのは難しそうです。