詰め物料理、ドルマにはオリーブ油を使う冷菜と、肉を使った温菜バージョンがあります。これは冷菜なのでベジ。お弁当にも!このレシピの生い立ちトップ写真では中身をくりぬき乾燥させた茄子を使用しています。夏にはオリーブ油で肉なしの冷菜、冬にはバターで肉入りで温菜で…と一年中ドルマをよく食べます。冷菜のものはレモン汁をたっぷりかけて一晩冷蔵庫で寝かすと美味しさが引き立ちます。
- 具の材料
- ピーマン 6~8個
- 玉ねぎ 1/2個
- 米 100cc分
- 松の実(省略可) 20粒程度
- クロススグリの実(省略可) 小さじ1程度
- 乾燥ミント 大さじ1
- 乾燥パセリ(生でも可) 大さじ1
- 乾燥ディル(生でも可)(省略可) 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ3程度
- 塩・コショウ 適量
- 湯 1カップ程度 適量
- 煮る材料
- オリーブオイル 大さじ1程度
- トマトペースト 小さじ1程度
- お湯 大さじ2程度
- 塩 少々
作り方
-
1
ピーマンはヘタと種部部をナイフでくり抜き中身を洗っておく。玉ねぎ(ハーヴ類が生の場合はこれも)細かい微塵切りにする。
-
2
フライパンにオリーブオイルを熱し、松の実を軽く色がつくまで炒め、玉ねぎを加えシンナリするまで炒める。
-
3
乾燥ハーブ類、米(クロスグリ)を加えて油を全体にからめたら、湯を入れ、水分が無くなり米が少し柔らかくなるまで炒める。
-
4
火を止め、塩・コショウをして味を調える。ハーブが生の場合は刻んでここで加える。
-
5
粗熱が取れたら、④を①のピーマンの中に詰める。(ティースプーンのようなものを使ってもいいし、私は指で押し込んでます)
-
6
お好みで、ピーマンを、ピーマンのヘタやプチトマト(分量外)でフタしても可愛いです。
-
7
鍋にオリーブオイルとトマトペースト、水少々を入れて、混ぜあわせる。
-
8
⑥の鍋に⑤で詰めたピーマンを立てに並べる。鍋が広すぎてピーマンが寝てしまう場合はカップなどを入れて場所を埋める。
-
9
⑦に、ピーマンの高さの半分弱くらいの深さまで水を注ぎ、フタをして中火で煮る。沸騰したら弱火にして、米が炊けるまで煮る。
-
10
炊けたら冷蔵庫に入れるなどして冷ます。食べる時にはレモンを絞って食べる。
コツ・ポイント・日本で手に入りにくい材料は省略可にしています。トルコでも家庭によって入れたり入れなかったりします。・ピーマン以外にも、ズッキーニやナス、トマト、玉ねぎの中身をくり抜いたものに詰めたり、ブドウの葉やキャベツの葉でくるむこともあります。