まずはるさめの原料でご存知、緑豆を使った餡(「豆蓉」とも)。
エスニック素材としてもポピュラーなお豆です。
このレシピの生い立ち
甜點心(デザート用)・咸點心(食事用)ともによく登場する緑豆。
冰皮月餅にも使用されている餡の一つとしてご紹介します。
材料
- 緑豆 200g
- 砂糖 200g(お好みで)
- 塩 少々
作り方
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1
洗った緑豆を一晩水につけ、2~3回ゆでこぼす。
あくを取りながら、柔らかくなるまで煮る。 -
2
圧力鍋の場合、ひたひたに水を加え、あくとりシート、落し蓋をして蒸気が出てから5分加熱し、火を止め、そのままおく。
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3
砂糖を加え、フードプロセッサーでピュレー状にして鍋に移し、弱火でよく練る(粒あんにするときはフードプロセッサー不要)。
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4
ぽってりとしてきたら、塩を加えて味を調える(冷めると固くなることを考慮する)。
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5
餡を少しずつすくいとり、間隔をあけてバットに広げ、乾燥しないようにラップをかけて冷ます。
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6
〈備考〉
パンのフィリングにするときはバターを加えると味のなじみがよくなります。 -
7
ところで、中国の餡には油をかなり入れます。
私は風味付け程度に蓮蓉餡にピーナツオイル、紅豆沙にごま油を入れています。 -
8
固めに仕上げた餡は水分が少なくぱさついてしまうので、しっとり感を補ってくれる効果もあると思います。
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9
冷凍保存できるので、まとめて作っておくと楽ですね。
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〈参考〉
皮むき緑豆での餡作りは楽天レシピにて。 -
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緑豆冰糕や餡に。
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1560010240/
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詳細はttps://plaza.rakuten.co.jp/minfannote/diary/201711210000/
コツ・ポイント
緑豆には皮を剥いたものもあり、仕上がりの色がきれいになりますが、皮付きでも大丈夫。粒を残したいときはむしろ皮付きのほうがおすすめです。
餡の固さは冰皮月餅に使う場合、焼月餅よりも柔らかめのほうが食感がよいです。
餡の固さは冰皮月餅に使う場合、焼月餅よりも柔らかめのほうが食感がよいです。