砂糖入りきな粉の他に、黒豆の余りまで揃った時に。柔らかい黒豆がいいアクセントの和風シフォン。
このレシピの生い立ち
急に野菜室から正月用の黒豆煮が1袋出て来たので。
材料
- 薄力粉 40g
- 砂糖入りきな粉 40g
- 卵黄 3個分
- 砂糖(卵黄用) 23g
- 水 40ml
- サラダ油 30ml
- 卵白 4個分
- 砂糖(卵白用) 35g
- 黒豆煮 50g
作り方
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1
■前提
砂糖入りきな粉は、きな粉200gに砂糖を30~40g入れた物。この分量だときな粉33g砂糖7g前後に相当する。 -
2
きな粉に入れた砂糖の分量が違う時は、卵黄用の砂糖の増減で行う。メレンゲの仕上がりに関わるので、絶対に卵白用を減らさない。
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3
卵黄用の砂糖は30g分必要。きな粉2:砂糖1の砂糖入りきな粉を使う場合、きな粉26g:砂糖13g前後になる。
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4
この場合、卵黄用の砂糖は30g-13gで17gになる。参考になれば。
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5
■生地作り
薄力粉と砂糖入りきな粉を合わせて振るっておく。卵黄と卵白を分ける。 -
6
ボウルに卵黄を入れてほぐし、卵黄用の砂糖を加えて泡立て器で混ぜる。砂糖のざらざらした手応えがなくなるのが目安。
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7
サラダ油を加えて混ぜる。水を加えてさらに混ぜる。
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8
ふるった粉類を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
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9
別のボウルに卵白を入れて泡立てる。途中で砂糖を2~3回に分けて加え、角が立つまで泡立てる。
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10
卵黄生地にメレンゲを一すくいずつ入れてゴムベラでしっかり混ぜてなじませる。
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11
残ったメレンゲを半分ずつ分けて入れる。泡を潰さないように、かつ混ぜ残りがないよう、切るように混ぜる。
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12
メレンゲが混ざったら、生地を型に入れる。型をゆすってならしたら黒豆を散らし、菜箸や竹串を一周させて余分な空気を抜く。
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13
170度で予熱したオーブンを160度に下げて40分焼く。焼けると割れ目にも焼き色が付く。
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14
焼き上がったら、すぐに型を少し高い所から落とす。その後、逆さにしてびんなどに挿す。そのまま数時間~一晩冷ます。
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15
パレットナイフなどを差し込み、型の壁にこすりつけるようにして刃を進める。
円筒部分は竹串を使って慎重にはがす。 -
16
底面は側面と同じように、型にこすりつけるようにして刃を進めて剥がす。
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17
断面図。大穴がなければOK。黒豆が偏ると大穴が開くので、丁寧に散らすのが必要かも。