郷土料理の「こづゆ」お正月や冠婚葬祭など特別な日には欠かせないもてなしの料理。高郷町のカフェ水織さんの絶品レシピです。
このレシピの生い立ち
高郷町の「蔵カフェ水織」さんの、絶品こづゆのレシピを特別に教えて頂きました。美味しさのひみつは、貝柱のベストな分量と、丁寧な調理工程にあると思いました!上品な旨味たっぷりの贅沢なこづゆ!是非、食べて欲しい永久保存版レシピです。
材料
- ほたての貝柱 2個(1人1g程度)
- 乾燥しいたけ 5g
- えのき 8g
- きくらげ 5g
- さといも 110g
- ちくわ 8g(2本)
- 人参 80g
- 糸こんにゃく 80g
- まめふ 20粒程度
- ●かつおだし(顆粒) 大さじ1
- ●こんぶだしつゆ(原液) 50CC
- ●しいたけのもどし汁 200CC
- ●貝柱のもどし汁 100CC
- 水 500CC
- えんどう豆 適量
- 茎みょうが 適量
作り方
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1
材料の下処理をします。貝柱は、前日の夜から100CCの水にふやかして戻しておきます。戻し汁も調味料として使います。
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2
きくらげとしいたけも、前日からそれぞれ200CCの水でもどしておきます。しいたけのだし汁も調味料として使用します。
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3
ちくわは、半分に切って5㎜程度の半月切りに。にんじんは小さないちょう切りにして下茹でしておきます。
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4
糸こんにゃくは、あくを取る為、軽く湯がき、4㎝程度に切ります。熱湯をかけ流す程度の処理でも構いません。
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5
さといもは、2㎝程度の角切りにし、適量の塩をつけボウルの中でこすり、水で洗い流し、ぬめりを取る下処理をしておきます。
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6
まめふも調理する、1~2時間前から水に浸してやわらかくしておきます。
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7
鍋に500CCの水を入れます。しいたけ・きくらげ・貝柱を入れ沸騰させます。アクが出るので、丁寧に取り除きます。
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8
昆布だし以外の調味料、戻し汁を入れます。顆粒ダシは、カツオがおすすめです。にぼしだと臭みが出るそうです。
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9
しいたけときくらげにしっかり火を通します。沸騰してから、5分程度は煮詰めます。
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10
えのきだけを入れます。水織さんオリジナルの隠し味?です。ちくわもいれ沸騰させます。
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11
材料を加えるたびに、沸騰させます。それから次の材料を入れるようにします。それぞれの具材の煮え方の調整の為だそうです。
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12
人参と糸こんにゃくを入れ沸騰させます。
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13
さといもを、入れます。昆布だしを半量入れます。ぬめりのブクブクが軽減されます。5分程度煮込み、煮え具合を確認します。
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14
水をよく切ったまめふを加えてひと煮たちしたら火を止めます。彩で、下茹でしたインゲンと茎みょうがを添えて出来上がりです。
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15
煮詰める工程で味が濃くなるようでしたら、水を加えて調整してください。
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16
出来立てのこづゆより、一度冷めたこづゆの方が味がまとまり、より美味しく頂けます。
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作るのがちょっと・・・と言う方は、蔵カフェ「水織」さんにてご賞味下さい。とっても美味しいです。完全予約制です。
コツ・ポイント
・人参の臭みをとる為、下茹でします。適度に火が通り食べれる硬さが目安です
・まめふも、水で戻して使わないと中に芯があるような食感になります。