レンジで生地作り。もう失敗なんてしない!ポイント抑えれば簡単に出来ちゃいます♪工程多そうですが1時間もかかりません。
このレシピの生い立ち
いろんな方のレシピを参考に、レンジ使いで簡単にと。
あと卵が微妙にあまるのがいつも嫌でなるべく2個使いきりでOKのレシピを作りたかった。
材料
- 小麦粉 60g
- 油分 50g
- 水分 100ml
- 卵Lサイズ(小さい場合は3個用意) 2個125g(2個半くらい)
作り方
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1
粉は薄力粉でも強力粉でもお好みでMIXしてもいいです。ふるってもふるわなくてもOK。強力粉だとパリッとしっかりの皮です。
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2
油分はバター・マーガリン・サラダ油お好みで。水分は水・牛乳お好みで。今回はマーガリンとサラダ油、水と牛乳半量づつです。
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3
※追記
卵は120g~125gがいい感じでした。 -
4
材料を全て用意します。卵は室温に戻し溶いておきます。鉄板にシート敷いたり絞り袋も用意しておくとスムーズです。
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5
油分と水分を耐熱に入れラップをふんわりかけてレンジ600Wで4分。完全に沸騰させます。水と油のみの場合は様子見ながら。
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6
グツグツのところへ一気に粉を投入!シュワーっていいます。そして手早く混ぜます。
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7
もちっぽく艶のあるかたまりになるまで手早く混ぜます。艶が出たら今度はラップなしでレンジ600Wで1分半。
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8
こんな感じになります。もうレンジは使わないのでオーブンを220℃に予熱!必ず忘れずに!
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9
軽く数回混ぜサッと荒熱を取り、卵の半量入れ手早く混ぜます。最初は写真のようになりますが乳化するまで混ぜて下さい。
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更に半量づつしっかりと混ぜ込みます。2個全量使いきるよう水分調整したレシピですが卵の大きさで前後します。
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艶のある濃厚なカスタードクリームのような感じになります。半量すくうとモッタリ落ちます。卵は多すぎても少なすぎてもダメ。
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写真より気持ち緩くてもOKかな。卵を3個使用の時は、2個と1個に分けて溶いておくといいです。
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丸の金口で4cm程に絞ります。スプーンで落としてもよし、星型で絞るとオシャレ。
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14
絞った頭を水に濡らした指で平らに整えます。
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15
水に濡らした楊枝で切るようにサイドに4~5箇所、上に十字の切り込みを入れます。膨らんだ際にキレイな割れ目が出来ます。
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こんな感じになりました。全体に霧吹きします。200℃で20分。170℃に下げて10分焼きます。焼きあがるまで絶対開けない
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オーブンのクセがあるのでうまくふくらまなかったら220℃10分→200℃10分→170℃10分で。写真は220℃から。
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ちなみにこれは200℃から焼きました。
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焼き上がり7センチほど。
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高さは5センチほど。220℃から焼くとパリッと絞った模様がよく出ます。
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半分に切ると中はこんな感じ。この空洞にお好きなクリームをたっぷり入れられます。
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シュークリームは小麦粉の中のデンプンが糊化して生地内の空気を密閉し、高温で焼いた時に水蒸気が外に漏れない事で膨らみます。
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卵は油分と水分の状態を均一に保つ役割と、程よく膨らんだ頃に凝固し膨らみを固定する役割があります。
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デンプンを糊化するには熱が必要となり小麦粉によく火を通す事でおこります。生地を冷ましてしまうと糊化した物が戻り、
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失敗の原因となります。片栗粉のとろみつけの原理や炊き立てご飯のふっくら→冷めて固くと同じです。
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また水分(卵含む)は少ないと生地が固く伸びず、膨らむ為の水蒸気も足りません。
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水分(卵含む)が多いと生地が緩くダレて重くなるのと水分が飛びきらずベタッとして膨らまない原因になります。
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最初の10分で膨らみ、残りで割れ目までしっかり色付くよう焼き乾燥させます。途中開けるとシュー皮内の水蒸気が冷め潰れます。
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デンプンの糊化、水分量(卵含む)、生地の固さと温度、焼くときの温度。コレが大切になります。
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卵125g計測で、220℃3分、200℃15分、170℃10分で焼いてみました。
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※トップ画像変更しました。カットして生クリーム絞って苺をはさみ粉砂糖をかけました♪
コツ・ポイント
2、5と6でしっかり糊化
3、卵を入れた時の生地の固さ
4、焼きあがっても10分間扉を開けず待ってみてください^^