ライ麦・水・モルトシロップのルヴァンリキッド育成中に出る捨て種(discard)を使いました。1、2日目の臭い物でOK。このレシピの生い立ちルヴァンリキッドを作る時の前半の捨て種が臭すぎる問題はあるけれど、捨てるなんて出来ないというスーパー庶民的クラッカーです。リフレッシュ時の捨て種(発酵種)も使えます。
- ルヴァンリキッド(捨て種) 150g
- オリーブオイル 15g
- 粉チーズ(パルメザン) 大さじ2
- すりごま(黒) 大さじ2
- 砂糖(お好みで) 小さじ1
- 胡椒(お好みで) 少々
- 塩(粗目) 少々
作り方
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1
ルヴァンリキッドを育てていますが、2~3日目までの捨て種が惜しくて捨てられません。糠みそに似た感じの酸っぱい臭いです。
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2
強力粉を混ぜて白っぽくなって、香りがまろやかになると用途が色々ありますが、臭みのある2~3日目の物だけを使いました。
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3
酸っぱい臭いで分離せず、泡がポコポコ出ている元気な物を使っています。腐敗臭がしていたら廃棄してください。
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4
ルヴァンリキッドはTA210(ライ麦粉50g、水55g)で継いでいます。
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5
オーブンを180℃に予熱します。
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6
天板にオーブンペーパーを敷きます。後で4種類の生地を載せます。
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7
捨て種150gとオリーブオイル15~16gをヘラでよく混ぜます。
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8
ごま(塩味・甘口)、チーズ(塩味・甘口)用に生地を2つのボウルに分けます。
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9
【黒ごま味】8で分けた生地のボウルにすりゴマを大さじ2杯入れ混ぜます。半量を天板に載せます。
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10
9で残ったボウルに砂糖を小さじ半分いれよく混ぜて天板に載せます。
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11
チーズ味のボウルに、粉チーズを大さじ2杯入れよく混ぜます。このボウルの半量を天板に載せます。
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12
11で残ったボウルに砂糖を小さじ半分いれよく混ぜて天板に載せます。
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13
4種類の味の生地が天板にあります。薄く伸ばし広げます。目印になるよう甘口に黒ゴマを振りました。
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14
170℃のオーブン下段で10分焼きます。
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15
天板を取り出し切り目を入れます。切り目を入れている間は扉を締めてください。オーブンの開閉は素早くします。
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16
オーブンから出てくる酸っぱい臭いはこの辺でだんだん消えてきます。
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17
天板の向き(前後)を変えて入れます。170℃で15分(下段)焼きます。
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18
ビストロを使っています。火力が強いのを忘れてしまい焦がしました。オーブンの強さに応じて時間や温度の調整をしてください。
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19
オーブンから出したら、塩味用の部分にだけお塩を振ります。ザルにあげて完成です。
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20
焼き上がったクラッカーは遠くに酸味を感じる程度です。サクサクで美味しいです。
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21
粉はライ麦粉だけで茶色っぽい生地なので、焦げている事に気が付きにくいのでご注意ください。
コツ・ポイントこの臭み・酸っぱさはクラッカーにしても残っちゃうんじゃない?と思っていても大丈夫です。ほんのりとした酸味です。砂糖入りのほうが酸味を感じにくいです。レシピの砂糖はうっすら甘い程度です。ミレーのクラッカーより甘さ控えめです。