過越祭の8日間は、「マツァ」と呼ばれる種無しパンを食べる習慣があります。使い残したマツァの有効利用に。
このレシピの生い立ち
マツァは日本では手に入れるのが難しいですが、欧米では粉末にしてある缶入り「マツァパウダー」がスーパーなどで売られています。輸入食材店で見つかるかも?ブレーンクラッカーを代わりに使うこともできます。Photo:SoulSkorpion
材料
- 挽いて粉状にしたマツァ 1カップ
- オリーブ油 1/3カップ
- 水 1カップ
- 塩 小さじ1/2
- ガーリックパウダー 小さじ1/4
- 刻んだパセリ 適量
- 卵 2個
- ※他に、煮込むためのチキンスープのつくり方は別項をご覧ください
作り方
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1
全ての材料をボールに入れ混ぜ合わせ、ラップをかけて冷蔵庫で30分ほどねかせる。
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2
手を水でぬらし、冷蔵庫から出した具を肉団子ぐらいの大きさに丸く固めていく。
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3
別にレシピページのチキンスープを鍋で煮立てる。
時間が無ければチキンスープの素にお好みの具材を入れて煮立てたものでもOK -
4
沸騰したチキンスープの鍋の中にマツァの団子を入れ、全体が膨らむまで20分ほど煮込む。
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5
スプーンか穴開きお玉を使って鍋から団子を取り出す。30分~1時間ほど常温で団子を固まらせる。
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6
団子をスープの鍋に戻し、スープがしみこんだところでスープ皿に盛り、完成。
コツ・ポイント
ここでは、過越祭前後に家庭でよく作られるマツァボール入りチキンスープをご紹介しましたが、マツァ団子をチキンスープの代わりに塩水で煮立て、チーズソースをかけたり、マッシュドポテトやザウアークラウトを添えて食べるのもとても美味しいですよ!