私が今まで作った中で、一番弾力があって、風味もよく、ふわふわな美味しいパンです。
このレシピの生い立ち
パンシェルジュ検定をきっかけに、色々発酵方法を試してみたのですが、その中でもお気に入りの、ポーリッシュ法で作った食パンです。
材料
- <ポーリッシュ種>
- 強力粉 130g
- パネトーネマザー 1~2g(夏場は1g)
- 水 130g
- <本捏ね>
- 強力粉 130g
- 塩 4g
- パネトーネマザー 10~11g(ポーリッシュ種で2g入れた時は10g、1g入れた時は11gで)
- 砂糖 10g
- 蜂蜜 大さじ1(22g)
- 牛乳(生クリーム)※手順24参照 60~65g
- バター(無塩) 20~25g
作り方
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1
ボール(容器)にぬるま湯とパネトーネマザーを入れてよく混ぜ、5分放置する。
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2
1に強力粉を加えて箸で粉っぽさがなくなるまで混ぜる。捏ねる必要はなし。
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3
ラップ(蓋)をして、常温で3~4時間放置して発酵させる。十分発酵すると、ふつふつとした小さい穴が開くので、それが目安。
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4
グルテンが繋がりこんな感じに生地が伸びます。再度ラップをして冷蔵庫で1~8時間程度熟成させる。
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5
ホームベーカリーに、パネトーネマザーとぬるま湯程度に温めた牛乳を入れて、よくかき混ぜて5分放置する。
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6
5に常温に戻した4と本捏ねのバター以外の材料(強力粉、塩、砂糖、蜂蜜)を入れて、10分捏ねる。
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7
20~30分、そのまま放置する。その間に、バターを常温に戻しておく。
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8
グルテンチェックをし、指が透けて見えるくらいにまでなれば、バターを加えて、10~15分捏ねる。
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9
グルテンチェックをしてOKならば、一次発酵させる(温度32度だと、30分程度)
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10
時間があれば、パンチを入れて、再度発酵させる(32度で30~40分)急ぎの時はパンチ省略で、2倍強に膨れるまで発酵させる
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11
2倍に膨れたら、ガス抜きをし、2等分してまるめて、ベンチタイムをとる。
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12
麺棒で伸ばす。※必要に応じて打ち粉をして下さい。
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13
手前から1/3折り、向こう側からも1/3折り、3つ折りにする。
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14
向きを変えて、手で軽くたたいてガス抜きをしてから、麺棒で、厚さを均一に伸ばす。
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15
手前よりまるめて、巻き終わりをしっかり閉じる。
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16
油を薄く塗ったパン型に、巻き終わりを外側にして、写真のように入れる。
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17
最終発酵させる。(温度35度、湿度75%だと40~50分)
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18
3倍程度に膨らんで、型ギリギリくらいの高さが目安。
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19
オーブンの予熱にかかる時間を計算に入れて、220度で余熱を始める。
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20
霧吹きをして、220度で20分200度で10分焼く。※途中トップが焦げそうならば、アルミホイルをかぶせて下さい。
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21
焼きあがったら、型から外す前に、15㎝くらいの高さから軽く落として、腰折れを防ぐ。
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22
型から取り出し、網等の上で冷ます。
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23
できあがり。
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24
牛乳→生クリームにすると、濃く増し、よりしっとり美味しいです。