ボラは、釣った瞬間からお料理スタートです。
このレシピの生い立ち
ボラは皮の部分に臭みがあり、かつ、加熱するとむしろ臭みを感じやすくなるので、あやしい海域で釣ったボラは、塩焼きよりも刺身や洗いの方が食べやすくなります。刺身より、洗いの方が、より臭みも抜け、食感も良くなります。調味料はポン酢がおすすめです。
材料
- ボラ(20cm級) 4匹
- お好みの調味料 適量
作り方
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1
ボラが釣れたら、即座に釣り用ハサミで左右のエラブタの間とエラを一気に切断し、頭を背中側へ曲げて首を折って〆る。
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2
海水を入れたバケツに頭から突っ込んで血抜きする。血抜きしたら、放置せず直ぐに十分な量の氷を入れたクーラーボックスへ投入。
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3
家に持って帰ってきたら、ボラの表面を水道水で洗う(真水に弱い腸炎ビブリオ対策)。
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4
ウロコを取ったら、腹に包丁を入れ、はらわたを出す。この時、はらわたからボラのヘソを分離し、二つに割ってよく洗っておく。
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5
はらわたを出したら、水道水でよく洗う。血合いの部分を包丁の切先でなぞって、血合いの部分もよく洗う。
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6
はらわたを出すと、まな板と包丁が内容物で相当汚れるので、この段階で一度洗剤を使って良く洗う。
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7
頭を落とし、三枚おろしにする。三枚おろしにしたら、身から皮を剥ぎ、腹骨の部分をすき取る。
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8
大きいボラの場合は、縦半分に切り、中心部分の骨も取る。
なるべく薄く削ぎ切りにしたら、氷水に10分程度さらす。 -
9
ざるで水を切り、キッチンペーパーで水分を取り、ヘソの刺身と一緒にお皿に盛りつける。調味料はポン酢がおすすめです。
コツ・ポイント
釣ったら即座に〆て血抜きするのがポイント。可能であれば、その場ではらわたも出してよく洗っておけると良いです。
はらわたを出す前に、先に頭を落としてしまうと、よろしくない内容物が噴出して、切断面の身を汚してしまうので、頭を落とすのは後で。
はらわたを出す前に、先に頭を落としてしまうと、よろしくない内容物が噴出して、切断面の身を汚してしまうので、頭を落とすのは後で。