レシピ投稿祭に公開。ビールやグリューワインに良く合うドイツの牛肉煮込みです。おうちでクリスマスマーケット気分に!
このレシピの生い立ち
ドイツ・バイエルンのダークビールで煮込むBier Gulaschが美味しくて、日本の様々なビールや水で試したのがきっかけ。
結論として、ビールであることより、硬水の炭酸水で煮込むことに効果があったので、レシピにまとめました。
材料
- 牛すね肉、またはシチュー用牛肉 500g
- サラダ油 大さじ2
- 玉ねぎ(みじん切り) 中1個半(350g目安)
- にんにく(みじん切り) 1かけ
- パプリカパウダー 大さじ1.5
- 塩 小さじ1/2
- コショウ 小さじ1/2
- 【A】キャラウェイシード 小さじ1/2
- 【A】マジョラム 小さじ1
- 【A】ローリエ 1枚
- 【A】トマトペースト 大さじ1
- 【A】ダシダ(牛スープの素ならなんでも) 4g
- ペリエ(Perrier)、または硬水の炭酸水 360cc(圧力鍋なし)、180cc(圧力鍋使用)
- 【付け合わせオプション】じゃがいも 2個
作り方
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1
ペリエは硬度417の炭酸ミネラルウォーターで、成城石井ほか比較的多くのスーパーで購入できます。
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2
ソーダストリームなどの炭酸水メーカーをお持ちなら、エビアン(硬度304)に炭酸ガスを注入したものを使ってもいいです。
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3
トマトペーストはトマトピューレを6倍に濃縮したもので、カゴメの製品が使いやすいです。個包装1袋で大さじ1です。
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4
キャラウェイシードはクミン(代用は不可)に似たセリ科のスパイス。マジョラムはキャラウェイのとがった風味をやわらげます。
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5
深めのフライパンか鍋に玉ねぎのみじん切り、油を入れ、少し焼き目がつくまで炒める(少し時間かかります)。
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6
みじん切りにしたニンニクを加え、香りが立ったら火を止める。
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7
パプリカパウダー、塩、コショウを加え、火を止めたままよく混ぜる。牛肉はアバウトに3cmの角切りに。
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8
牛肉を加えてから再び火を付け、中火で肉の表面に焼き色がつくまで混ぜながら炒める。
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9
【圧力鍋を使わない場合】(8)に【A】を加え、硬水の炭酸水360ccを加えて強火で加熱し、沸騰したらフタをして極弱火に。
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10
途中30分ごとに底が焦げないようにかき混ぜ、1.5~2時間、水分が半分くらいになるまで煮込んだら出来上がり。
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11
付け合わせにじゃがいもを入れる場合は、皮をむき大きめの一口大に切ってから、出来上がり30分前に加えればOK。
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12
【電気圧力鍋を使う場合】(8)を電気圧力鍋の内鍋に移し、【A】と硬水の炭酸水180ccを加えて20分加圧する。
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13
【圧力鍋を使う場合】(5)~(8)を圧力鍋で調理する。(8)に【A】と硬水の炭酸水180ccを加えて20分加圧する。
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14
圧力が抜けたら出来上がり。じゃがいもを加える場合は、追加で30分弱火で煮ればOK。
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15
出来上がりを食べてもいいけど、一晩おいてから温め直すと味が落ち着いて美味しくいただけます。
コツ・ポイント
また、硬水で煮込むと野菜が煮崩れづらく、玉ねぎは煮溶けずに形が残り、じゃがいもも煮崩れにくくなります。