行程は簡単なトマトソースですがいくつかポイントがあります。
ポイントを押さえてレストランの味をお楽しみください。
このレシピの生い立ち
イタリア料理を作る際の基本の一つです。
塩の使い方、タイミング等、上に書いてあるポイントを押さえて作れば美味しいトマトソースが作れると思います。
トマト缶はメーカーによって全く違うのでお好みの1缶を探してみてください。
材料
- トマト缶(ホール) 2缶
- 玉ねぎ(中) 1/4ケ
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 50cc
- 塩 5g
- ローリエ 1枚
作り方
-
1
玉ねぎは中玉サイズで1/4程度使います。思ってるより少ないと思いますが、多くなり過ぎない程度に調整可。
-
2
玉ねぎと人参をみじん切りにします。
今回は粗みじん。
しっかりとみじん切りにして頂いてもOKです。 -
3
オリーブオイル50ccは多く感じられるかもしれませんが、風味にも繋がるのでたっぷりご使用下さい。
-
4
ニンニクから香りを引き出します。
沸くまでは中火、それ以降は弱火に落としじっくりと香りを引き出してください。 -
5
次に玉ねぎを加え、味出しの塩をします。
野菜を加える際に余分な水分を引き出す為の塩とお考え下さい。 -
6
玉ねぎからも甘みが引き出せたらホールトマトをそのまま加えます。
濾さなくて大丈夫です。
理由は後ほど。 -
7
10分程度煮込んだ所でローリエを加えます。この際に軽く火で炙ってみてください。
香りがぐっと引き立ちます。 -
8
塩も加えてそこから10分程度煮込んだら完成です。
煮込んでいる際に鍋肌についたソースもこそげ落としながら煮込んで下さい -
9
詳しい作り方をYoutubeに載せています。
コツ・ポイント
味出しの塩=野菜等を炒める際に水分を引き出すことで旨味が凝縮します。
ホールのまま=種や皮に旨味があります。ペクチン等も含まれている為除くと油っぽいソースになります。
鍋肌をこそげ落とす=メイラード反応によって作られた旨味が付いています
ホールのまま=種や皮に旨味があります。ペクチン等も含まれている為除くと油っぽいソースになります。
鍋肌をこそげ落とす=メイラード反応によって作られた旨味が付いています