フライパンしか使わないから(牛肉置いておくバットとかお皿は必要ですが)思い立ったら直ぐ作れるローストビーフです。このレシピの生い立ち簡単に誰でも失敗せず作れるレシピを探しているうちにフライパンしか使わないレシピにたどり着いて作ってみたら大成功したので、数回作っていくうちに自分好みが見つかった為の覚書きです。
- トング 牛肉をしっかり掴めるもの
- 牛かたまり肉(なるべく四角いもの4〜5cm厚み欲しい) 350〜400g
- 塩 小さじ2/3くらい
- こしょう 少々
- すりおろしにんにく 一片分くらい
- オリーブオイル 少々(焦げやすいフライパンなら少し多めに)
- アルミホイル 2枚
- フライパンの蓋 なるべく密閉出来るもの
- タイマー 20分計れるもの
- ソースの材料↓
- 醤油 大3
- 酒 大3
- みりん 大3
- 粒マスタード 大1
- 牛肉から出た汁 全部
- 粒マスタード入れると抜群に美味しかった。
- 分量は好みで変えてね。
作り方
-
1
牛肉は調理開始30分前には冷蔵庫から出して常温に戻しておく。水分が出ていたらキッチンペーパー等で拭き取る。
-
2
常温に戻すのが大事です。
-
3
牛肉の全面に塩こしょう、すりおろしにんにくを良く擦り込む。
-
4
フライパンにオリーブオイルを熱し、牛肉の全断面を弱めの中火で2〜3分ずつしっかり焼き付ける。計12〜15分くらいかかる。
-
5
強火で短時間の焼き付けではなく、中火でじっくり焼き付けることで中心部まで加熱されて行きます。
-
6
時間に幅があるのは、厚みのある面は3分、薄い面は2分、といった感じ。
-
7
全断面焼けたら火を止めて、牛肉を1枚目のアルミホイルに置いて包む。2枚目は上から被せるようにして二重に包む。火傷注意。
-
8
アルミホイルに包んだ牛肉をフライパンに戻して蓋をして20分放置する。(余熱を利用して火を入れている状態)
-
9
↑が「中心部を75 ℃で1分間以上加熱、もしくはこれと同等な加熱殺菌の条件を満たす」為の工程です。
-
10
20分経ったらアルミホイルを外して粗熱を取る。アルミホイルに出た肉汁はソースに使うから捨てないで。
-
11
粗熱が取れたら牛肉を食べる時の薄さにカットして切った断面を空気に触れさせる。粗熱取らないと肉汁全部出ちゃうからダメ。
-
12
切って直ぐは、火が入ってグレーがかったピンクな断面も、空気に触れると鮮やかな赤みが出て来ます。
-
13
フライパンにソースの材料と肉汁入れて好みの濃度に煮詰める。
-
14
盛り付けて、ソースをかけて召し上がれ。
-
15
端っこの部分等、余ったローストビーフは残ったソースに漬けておいて翌日の朝ごはんでサンドイッチになりました◎
コツ・ポイント牛肉の断面全てを隈なくしっかり焼き付けること。これで表面の菌は問題なく死滅します。必ず粗熱を取ってからカットすること。肉汁を閉じ込めます。カットしたら断面を空気に触れさせること。美味しそうな赤みが出て来ます。